HOME _ CROSS TALK2

cross talk1

自分が使いたい。人に薦めたくなる。
そんな、究極のサービスを目指す。

自分が使いたい。
人に薦めたくなる。
そんな、
究極のサービスを目指す。

エン エージェントは、転職支援を行う人材紹介サービス。人材業界において、ユーザー数が国内トップクラスの中で、人材紹介サービス事業を唯一展開していなかったのがエン・ジャパンでした。入社後活躍を掲げるエン・ジャパンにとって、転職者の方のニーズを直接聞くことができれば、採用、教育、評価、すべての事業に活かすことができ、より価値の高いサービスを提供することができるはず。人材紹介サービスの立ち上げは、そうした期待を受けてスタートしました。

転職者は無数にある企業の中から、自分に合った企業を自らの手で見つけなくてはいけません。当然のことながら、そこには業界知識や将来を見通す目、そして自分との相性を見極める力が必要になります。しかし、一体どれだけの求職者がそのスキルを持ち合わせているのでしょうか。求職者の人生に深く関わりながら、より多くの選択肢の中から最も活躍できる企業を見つけてもらう。後発で参入するからこそ、量と質の2つを満たす最高のサービスを目指した、人材紹介サービス立ち上げプロジェクトをご紹介します。

profileprofile
  • 石原良太

    石原良太

    2004年中途入社
    人材紹介事業部 事業推進ディヴィジョン
    ディヴィジョンマネージャー

    エン エージェントの企画責任者。求職者、企業側、双方へのサービスを設計しながら、運用を支えるシステム開発責任者としてもプロジェクトを先導する役目を担った。

  • 菊池篤也

    菊池篤也

    2013年中途入社
    人材紹介事業部
    事業部長

    エン エージェントの事業責任者。2013年1月にエン エージェントの本格始動のため、エン・ジャパンに入社。エージェント事業運営の経験者として全体統括を行い、プロジェクトを主導した。

  • 藤村諭史

    藤村諭史

    2006年新卒入社
    人材紹介事業部 関西ディヴィジョン
    ディヴィジョンマネージャー

    エン エージェントの立ち上げ前から、人材紹介事業を見据えた新規事業開発に携わる。主に、企業サイドへの営業を担当し、営業組織の立ち上げも担った。

入社後活躍のためには、
求職者の生の声を、もっと聞かなければいけない。

実は、今回の立ち上げプロジェクトの前にも、人材紹介サービスを行う意向はずっと社内にありました。我々は、人と企業の「縁」を考える会社。その「縁」をさらに強めるためには、もっと求職者を理解し、寄り添うビジネスが必要だと考えていたんです。

前身を辿ると2007年くらいからになりますかね。これまで何度か立ち上げには挑戦していますが、実際に形にはなっていませんでした。理由はいくつかありますが、大きかったのは人材紹介業を、求人広告業の延長線上で考えていたことです。そもそも「求人広告業」と「人材紹介業」は、事業としてはまったくの別物。同じ“人材業”として一括りにはできないんです。

藤村の言う通り、それまでエン・ジャパンが求人広告業で培ってきたのは、BtoBビジネスのノウハウ。企業の経営課題に対して採用を通じたソリューションを提供することには長けています。一方で、人材紹介業はBtoCビジネスでもある訳です。企業側の意思だけではなく、求職者個人の意思も受け止められなければお金を頂くことができない。

このビジネスモデルの違いを本当の意味で理解するのが、実は難しい。仕組み上ではわかっているけど、どうしても今までの広告という仕事の仕方から、頭が切り替えられない。最初はみんなそこで葛藤しているようでした。

企業の声を聞くノウハウと
求職者の声を聞くノウハウは違った。

社内のメンバーの意識改革は、本当に大変でした。自分も含めてですが。

最も足りなかったのは、求職者の声を聞くノウハウ。このサービスは、求職者のニーズを汲み取り、彼らが持つスキルや志向を正しく理解する力があってこそ。転職者に「エン エージェントに相談したい」と思ってもらう必要があるわけですから、実質的にはBtoBからBtoCへの大転換。これは一朝一夕でできるものではありません。

人の内面や価値観は、聞けば簡単に出てくるものじゃありません。それにアンケート用紙に書けるものでもありませんから、面談を担当するキャリアパートナーのヒアリングスキルが求められるんです。

私が思うに、ほとんどの方は“転職の素人”です。転職を支えるプロである我々は、ただ要望を聞くのではなく、人の未来を見通すぐらいのチカラが必要だと思っています。「〇〇の仕事がしたい」「〇〇になりたい」。そういった要望を叶えれば良いわけじゃありません。本当に、その人は活躍できるか?今後もキャリアを積んでいけるのか?を考えた上で、最適な企業に導かなければなりません。

あと、菊池がよく言っていたのは、企業から転職者への一方通行のコミュニケーションではなく、企業と転職者の間の双方向的なコミュニケーションが必要だということ。転職者にも意思があり、企業にも意思がある。感情を持つ2者に実際に会い、最高のフィッティングをはかる。それは簡単なことではありません。

転職者には、プロの視点で
キャリアを考えてくれるパートナーが必要だ。

私は、このプロジェクトをスタートさせるために入社しているんです。それまでは、別の会社で人材紹介サービスを行っていました。しかし、前職では心がスッとしない日々が続いていたんです。人材紹介の仕事が世の中的に尊敬される仕事になっていなかったからです。人材紹介サービスはコンサルティング業です。その意味では、弁護士や医師と同じ。しかし実際には、売上を上げるために求職者のことを二の次にして、自分達の都合を優先させる事業者が多いのです。私はそれが嫌でした。しっかりと企業を想い、同時に求職者の人生まで考えている。やりがいと社会的価値がある仕事なのに、このままではいつまでたっても尊敬される業界になれないと感じていました。

菊池は入社当時から今までずっと「日本の人材紹介業界を良くしたい」と言いつづけていますね。それこそ聞き飽きるくらい(笑)。

私は、人材紹介業というのは、“株式会社日本の人事部”であるべきだと思っているんです。欧米と違って日本では、キャリア教育は全くと言っていいほどされていません。終身雇用が約束されていた時代はそれでも良かった。就職さえすれば、あとは会社が面倒を見てくれる。でも時代は変わり、既に終身雇用を約束できる企業などありません。それにも関わらず、キャリア教育はなされないままです。いざ転職しようと思っても、自分のスキルや経験がどこにいったら活かせるのか全くわからない。路頭に迷ってしまう転職者は、たくさんいるはずです。私も転職経験があるから気持ちが良く分かるんです。新卒だけじゃなく、中途まで含めて、誰かが日本人のキャリアをコンサルティングしてあげなくてはいけない。国に代わってその役割を、人材紹介業界が引き受けるべきだと考えています。

目指したのは、
自分が使いたいと思えるサービス。

エン・ジャパンは大手人材会社の中で、十分なクライアント数と転職者データベースを持っているにもかかわらず、人材紹介事業を手掛けていない唯一の企業でした。もし人材紹介業界を変えるなら、当社しかない。そう思っていましたね。

大手人材紹介会社の多くは「紹介できる企業の数」を特徴にしています。一方で、中小人材紹介会社は、「コンサルティング能力」を特徴としている。つまり、数多くの企業から選べるような転職支援か、数は少ないけど質の高い転職支援かの違いです。

私たちがやろうとしたのは、「量と質」の両立です。人材紹介サービスを後発で立ち上げる以上、高い理想を掲げ、実現したいと思っています。

その理想的なあるべき姿が、まさに自分が使いたくなるサービスだと思うんです。ある一定量の企業と出会えて、面談では求人票には書いていないことも聞けて、同時に「あなたは、こういう生き方をすべきではないでしょうか?」というアドバイスももらいたい。仕事って人生そのものじゃないですか。そういった人生設計をプロが一緒になって考えてくれることこそが、本当にみんなが使いたい人材紹介サービスだと思います。

数々の失敗を経て立ち上がった人材紹介事業。
真価が問われるのは、これから。

ここまで追求するには相当な労力がかかります。社員一人ひとりのスキルを磨くための教育投資も必要ですし、一方で大規模に事業を運営するための社内インフラへの投資も必要。満足できるサービスにするためには、まだまだ時間がかかります。

とは言っても、何より立ち上がって軌道に乗り始めたことが、今までの歴史を振り返ると大きな一歩といえると思います。菊池が立ち上げの際に、辛抱強く人材紹介業の仕組みや意義を説き続けてくれたおかげです。だってこれまで何度もうまくいかなかった事業なわけですから、「まだやるの?」となるのが普通でしょう。社内から半信半疑な目で見られても、「人材紹介という仕事の社会的価値を上げるんだ」という菊池の明確なビジョンがあったからこそ、プロジェクトメンバーがついてきたし、結果が出たんだと思いますね。

今後もエン エージェントは加速度的に進化していきます。時代が変われば人も変わるし、テクノロジーも変わる。それに合わせて世の中が必要とする人材も変わってくるのですから、我々がもっと頑張らないといけない。企業側に対しても、ただ人を紹介して終わりではなく、入社後活躍のためのコンサルティングをしていくことが求められています。社会のインフラと呼ばれるような、なくてはならない存在を目指していきます。

ENTRY