評価リンケージ型社員教育サービス『 エンカレッジ 』 2017年度 役職別人気講座ランキングを発表。管理職は「部下に対する指摘力」、一般社員は「指示の受け方・報告の仕方」が第1位。
人材採用・入社後活躍のエン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)は、評価リンケージ型社員教育サービス『 エンカレッジ 』( https://en-college.en-japan.com/ )の2017年度役職別人気講座ランキングを発表いたします。本ランキングは社会で求められている教育研修ニーズを測るために2013年度から発表しており、今年で5回目です。管理職は部下との関わり方や指導法と生産性の最大化、一般社員は基礎的なビジネススキルの習得と業務効率アップ策がランクインしました。以下、詳細をご報告いたします。
解説:エンカレッジ ファシリテーター 横田昌稔
管理職の2017年度ランキングで特徴的なことは「個別ノウハウを標準化するヒント」が初ランクインしたこと。「働き方改革」が叫ばれる中、限られた労働時間での生産性向上が管理職の重要なミッションに。能力が高い部下に依存せず、組織全体のパフォーマンスの底上げが肝要。属人的な成果の上げ方や業務の進め方を脱却し、標準化することが上司に求められていると推察される。
もう一つ特徴的な点は、昨年に続き、部下とのコミュニケーションや指導法の講座が大半を占めた点。「部下に対する指摘力」「コーチングの基本」がランクアップ。「部下との信頼関係づくり」は初ランクインとなった。求人倍率上昇に伴い、企業の新規採用は難航。一方、社員にとってはキャリアの選択肢がひろがっており、転職が容易に。適切な部下指導やフォロー実施により、社員を繋ぎ止めることも管理職に期待されている。
解説:エンカレッジ ファシリテーター 横田昌稔
一般社員の2017年度ランキングで特徴的なことは、昨年同様、基礎的なビジネススキルを学ぶ講座が大半を占めた点。景気の上向きによって、新規採用が活発化。採用人数の拡大を図った企業では、新入社員への教育コストが増加。以前までは限られた人員で行っていた教育も、外部研修を活用しアウトソースする傾向へ。研修に割く人員や時間の更なる縮小を狙った、企業の意向がうかがえる。
昨年はランク外だった「タイムマネジメント」「他者の上手な活用方法」もランクイン。「働き方改革」を背景に、企業は労働時間を削減しながらも、業績の最大化を追求する傾向へ。成果に対する、社員一人ひとりへの要望度もさらに高まっている。一般社員に時間の使い方や他者との協業方法の習得を後押しして、業務の効率性アップを加速させたい企業の狙いが読み取れる。
【調査概要】
■調査対象:評価リンケージ型社員教育サービス『エンカレッジ』受講者
■調査対象期間:2017年4月1日~2018年2月28日
■調査対象者:管理職のべ10,548名、一般社員のべ19,127名
エンカレッジでは、今後も教育のための教育に終わらせることなく、受講後の一人ひとりの行動変容、そして組織の活性化、業績向上につながるような実効性のある教育支援に取組んでまいります。
『 エンカレッジ 』は2010年1月からスタートした評価リンケージ型社員教育サービスです。通学型とe-ラーニング型の研修講座を提供し、これまでに約1700社の企業、23万名を超える方が300種類以上の講座を受講しています。「その場限りではなく、行動変容や企業の活性化・業績向上につながる教育」を目指して、参加企業の支援を行なっています。
▼プレスリリース ダウンロード 20180329_2017年度エンカレランキング
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