仕事探しや応募に際しての「利用ツール」「場所」「時間」から、
求職者の慎重な姿勢が明らかに
-「[en]派遣のお仕事情報」ユーザーアンケート集計結果-
人材総合サービス企業のエン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営する、人材派遣会社集合サイト「[en]派遣のお仕事情報」( http://haken.en-japan.com/ )上でサイト利用者8432名を対象にアンケート調査を行いましたので、以下概要をご報告します。
最もよく利用するツールは「PC」、場所は「自宅」、時間帯は「夜」という結果になりました。PCと回答した人の理由の「複数画面を開いた状態で募集内容や会社を比較・検討したい」「画面が大きくて詳細情報が見やすい」「応募書類をしっかり作成したい」という声に代表されるように、情報を反射的に取捨選択するというよりは、じっくり慎重に選ぶ姿勢がうかがえました。
【調査結果詳細】
仕事探しに最もよく利用するツールは、73%の人が「PC」と回答。次いで「スマートフォン」は23%、「携帯電話」は2%という結果となりました。今年6月、総務庁より発表された「世帯別の通信機器保有状況」では、スマートフォンが前年の29%から50%まで急増、パソコンの保有は下降傾向と発表がありましたが、仕事探しという用途においてはPCを支持する人がスマホ派の倍以上あります。
ただし、年代別に見てみると、20代では、「PC」と回答した人は53%、「スマートフォン」と回答した人は43%と、10%差しかありませんでした。若い世代ほど、スマートフォン利用度が上がる傾向が明らかな結果となりました。
【 図1】お仕事を探す時、最もよく利用するツールは何ですか。※全体
【 図2】お仕事を探す時、最もよく利用するツールは何ですか。※年代別
仕事に応募する際に最もよく利用するツールは、74%の人が「PC」と回答。次点の「スマートフォン」は16%と、大きく差が開きました。仕事探しでは、年代によって利用ツールが異なる傾向がありましたが、応募段階では年代差はみられませんでした。
【 図3】お仕事に応募する際に、最もよく利用するツールは何ですか。※全体
【 図4】お仕事に応募する際に、最もよく利用するツールは何ですか。※年代別
この質問は複数回答も可であったにもかかわらず、「自宅」が、探す場所では95%、応募する場所では97%となり、探す場所で2位になった「通勤途中」は16%、応募する場所2位の「勤務先」は7%と、大きく差が開きました。ただ年代別では、スマートフォン利用率も他の年代より高かった20代は、「通勤途中」が31%となっています。
【 図5】お仕事を探すのは、どんな場所からですか?(複数回答可)
仕事探しの場所では、多少、年代による違いがありましたが、応募では年代差はなく、「自宅」が97%と圧倒的でした。
【 図6】お仕事に応募するのは、どんな場所からですか?(複数回答可)
仕事探しの時間帯は「19:00~22:59」と回答した方が62%、次に多かったのは「11:00~13:59」で29%となりました。年代差や、就業中・未就業での差はほとんどありませんでした。
【 図7】お仕事を探す時間帯を教えてください。(複数回答可)※年代別
【 図8】お仕事を探す時間帯を教えてください。(複数回答可)※就業状況別
仕事に応募する時間帯は「夜だけ」の人が全体の30%、「昼と夜」の人が28%となりました。特に、就業中の人は「19:00~22:59」の時間帯が63%と高くなりました。未就業中の人は夜が高いものの、46%にとどまり、日中の時間帯も30%を超えるなど、より積極的に応募活動を行っている状況がうかがえます。
【 図9】お仕事に応募する時間帯はいつですか?
【 図10】お仕事に応募するのはどの時間帯が多いですか?※年代別
【 図11】お仕事に応募するのはどの時間帯が多いですか?※就業状況別
エン・ジャパンでは今回のアンケート結果から、「慎重に情報を比較検討し、応募書類もしっかり作成したい」という求職者の心情や、仕事探しや応募にあてられる時間帯を配慮したうえで、信頼できる求人情報の提供に取り組んで行きたいと思います。
【調査概要/ その他の調査項目】
■調査方法:インターネットによるアンケート SA 2問 MA 4問 FA1問
■調査対象:「[en]派遣のお仕事情報」利用者 8432名
■調査期間:2013年5月30日~2013年6月26日
■その他の調査項目:下記の結果に興味のある方は、広報までお問合せください。
・お仕事探しのコツを教えてください。
エン・ジャパン株式会社
広報担当:大原
TEL:03-3342-4506 FAX:03-3342-4507
E-mail:en-press@en-japan.com