現在のミッションは何ですか?
AIテクノロジー室のデータサイエンスグループで、『engage』が蓄積している膨大なデータの整理・運用を行ない、データ活用の基盤を構築することが私のミッションです。具体的には関係者へのヒアリングからデータレイクの構築、Databricks導入などをこれまで行なってきました。今後は『engage』以外のサービスについても、データの取り込みを進めていきます。
データエンジニアとして私が特に意識しているのは、データサイエンティストをはじめとするユーザーが活用しやすく安全な仕組みをつくり、いかに成果につなげていくことができるようにするか、という部分です。堅固なセキュリティの維持と、将来を見据えた豊富なデータを利用できるようにすることは難易度が高いですが、その先で新しい価値が創出されていくことに面白さを感じています。
どうして、エンに転職を?
前職では、AIを利用した介護業務支援サービスの開発を主に行なっていました。ケアプランの作成をAIがサポートすることで、ケアマネージャーの方が客観的な視点を持ちながら、自立支援や重度化防止につなげていくことができるサービスです。私はその開発のなかで、データを収集して利活用できるようにする役割を担っていました。
転職を考えたのは、ちょうどビッグデータが注目されていた時期で、技術者としてもっと巨大な件数のデータを扱いたいと考えたからです。エンは転職や仕事に関わる幅広いサービスを手がけていますから、データの量はもちろん、種類が多岐にわたっている点が魅力でした。これからデータレイクをつくる、という段階でのお話だったので、「豊富なデータを複合していろんなことをやると、成果をたくさん出せそう、見せてもらうことができそう」と思い、入社を決めました。
エンに入ってみた感想は?
社員のみなさんが前向きに協力してくれることに、良い意味で驚きました。新しい仕組みを導入することに対して、ポジティブな反応が返ってきます。さらに私が入社する以前から、データを活用する上で必要な知識の教育や環境づくりが進められていて、ツールの導入がスムーズに進みました。データ分析基盤をつくっても、それが利用されなければ意味がありませんから、活用の下地ができていることはとても助かっています。実際、1年目からユーザー数が一気に増えて、ロケットスタートを切ることができました。
また、経営層のAI活用に対する熱意が高く、新しいサービスや機能を生み出していこうという雰囲気があります。私としてもさらにデータ分析によって意志決定支援をする基盤を整備し、もっと便利で、画期的なサービスづくりに貢献したいと思っています。
最後に、応募を考えている人へのメッセージをお願いします!
エンは裁量が大きく、サービスの創出や改善につながるアイデアであれば、「面白そう」「やってみたい」と思ったことが実現できる環境です。ですから、新しいことにチャレンジしたり、いろいろな提案をして進めたりすることに興味がある方と、ぜひ一緒に働きたいと思います。
AIテクノロジー室は2024年に新しく組織されて、本格的に始動していくタイミングです。データドリブンな会社としてここから加速していきますので、スピードを感じながら、面白い経験が積めるのではないでしょうか。