ニュース詳細
すべて コーポレート サービス 調査・データ

「景気変動が転職活動に悪影響を与える」と
考える転職希望者 79%

2008/12/26

エン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営する転職サイト「[en]社会人の転職情報」(http://employment.en-japan.com/)のサイト利用者450人を対象に「中途採用市場に関する」動向調査を実施しましたので、以下概要をご報告します。

【TOPICS】

●転職者の大多数が「現在の景気が転職活動に影響する」と意識

⇒世界経済が一段と深刻な状況下である現在、転職希望者の「自身の転職活動に影響があると思う」という回答は 78%となりました。「影響があると思えない」が 12%、「わからない」が 10%という結果から、転職希望者の多くが自らの転職に景気変動の影響を受けると意識していることが伺えます。また影響を受けると考える理由として「どこの企業が安全なのか分からない」、「求人数が減り、経験者のみの募集が多くなると予想されるから」などの声が出ています。    

●転職を考えはじめたきっかけのTOPは、「会社の将来性に不安を感じたから」

⇒転職を考え始めたもっとも大きなきっかけを「会社の将来性に不安を感じたから」と回答した人が 21%と最も多く、次いで多い回答が「今の環境では自己成長できないから」(18%)となりました。

●転職するのであれば、「業績が上昇中の中小企業」>「業績が下降中の大手企業」

⇒「業績が上昇中の中小企業」と「業績が下降中の大手企業」のどちらに転職したいか尋ねたところ、「業績が上昇中の中小企業」を支持した人が 86%となりました。大手企業=安定企業という認識がなくなり、業績を企業の判断基準としている傾向が伺えます。

※不況下における企業側の採用のポイント

景気変動により、転職希望者にとって厳しい時期を迎えることが予想されます。ただし、求人企業にとっては、質の高い人材を「採用しやすい」状況が生まれる可能性もあります。今回の調査結果から得られた採用のポイントを記載致します。

ポイント1:採用を行う企業にとっては、大きなチャンスの到来
ポイント2:企業の大小よりも、企業の成長性・将来性・安定性が大きなポイント
ポイント3:経費削減を行う企業にとっても、将来に向けて筋肉質な組織を作るいい機会

【調査概要/ その他の調査項目】

■調査方法:インターネットによるアンケート調査 SA6問 MA1問 
■調査対象: 「[en]社会人の転職情報」会員ユーザー 450人
■調査期間:2008年11月7日~11月15日
■その他の調査項目:結果は広報まで
・転職の際に重視すること(3つまで選択) 
・大手企業と中小企業、転職するならどちらを選ぶか
・大手企業=安定企業だと思うか        
・中小企業=不安定企業だと思うか

 


▼調査データ ダウンロード ⇒ 「中途採用に関する動向」調査報告(pdf)


 

以上

エン・ジャパン株式会社
広報 西名 さやか
TEL:03-3342-4506 FAX:03-3342-4507 
E-mail:en-press@en-japan.com