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企業の採用基準は「主体的・積極的に行動できる」がトップ
学生が想像する企業の採用基準も「主体的・積極的に行動できる」
一方、学生が選考でアピールしたいポイントは「他者と協調できる」
-『[en]学生の就職情報2013』就職・採用活動 12月度調査報告-

2011/12/27

 エン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営する、学生向け就職情報サイト『[en]学生の就職情報』(http://gakusei.enjapan.com/)は、2013年3月卒業予定の学生と求人企業を対象に、『2013年度新卒採用 就職・採用活動アンケート』を実施いたしましたので、以下、概要をご報告いたします。

【注目動向①>>現在の就職・採用活動の状況】

● <学生>現在の悩みは、「漠然とした不安や焦り(19.7%)」 (図1)
  1人当たりのエントリー社数は前年比64%減の20.8社 (図2)(図3)(図4)(図5)

⇒学生の現在の悩みは、「漠然とした不安や焦り(19.7%)」、「何から手をつけていいか分からない(14.7%)」「エントリーシート(11.5%)」が上位となりました。前月と比較すると「何から手をつけていいか分からない」は減少し、「エントリーシート」の悩みが増加しました。就職活動の行動量については「エントリー社数(20.8社)」、 「エントリーシート提出社数(0.6社)」 、「企業セミナー予約社数(1.6社)」、「企業セミナー参加社数(0.5社)」といずれも前年を下回っています。
【図1:現在の悩み<学生調査>】

 

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【図2:エントリー社数<学生調査>※1】

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【図3:エントリーシート提出社数<学生調査>※1】

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【図4:企業セミナー予約社数<学生調査>※1】

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【図5:企業セミナー参加社数<学生調査>※1】

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※1 調査期間 13年度:(12月5日~12月13日)12年度:(12月3日~12月13日)11年度:(12月11日~12月21日)

● <企業>現在の悩みは、「母集団形成(34.5%)」 (図6)
現時点での母集団状況、「想定より大幅に少ない」または「想定より少ない」が前年より10%以上増加(図7)(図8)(図9)(図10)

⇒企業の現在の悩みは、「母集団形成(34.5%)」がトップで、前月と大きな変化はありませんでした。また、現時点での母集団状況について、「想定より大幅に少ない」または「想定より少ない」と回答した企業が、前年比では12.3%、昨年グランドオープン月対比では10.5%増加しました。 サイトのオープンが12月に後ろ倒しになった影響で、各社母集団形成に苦労しているようです。
【図6:現在の悩み <企業調査>】

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【図7:エントリー受付開始率<企業調査>※1】

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【図8:セミナー開始率<企業調査>※1】

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【図9:母集団形成状況<前年比><企業調査>※1】

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【図10:母集団形成状況
<前年グランドオープン月対比><企業調査>※1】

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※1 調査期間 13年度:(12月5日~12月13日)12年度:(12月3日~12月13日)11年度:(12月11日~12月21日)

【注目動向②>>企業の採用基準・学生のアピールポイント】

● 企業の採用基準は「主体的・積極的に行動できる」がトップ
学生が選考でアピールしたいポイントは「他者と協調することができる」 (図11) (図12)

⇒“学生が想像する、企業の採用基準” 、 “企業の採用基準”ともに「主体的・積極的に行動できる」がトップとなりました。一方で、学生が“選考でもっともアピールしたいポイント”は「他者と協調することができる」、「継続性がある」が上位となりました。 “学生が想像する、企業の採用基準”と“企業の採用基準”は合っているものの、実際に学生がアピールしたいポイントとギャップが見られる結果となりました。
【図11:学生が想像する、企業の採用基準/アピールしたいポイント<学生調査>】

 

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【図12:自社の採用基準(企業規模別) <企業調査>】※3つまで選択

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【注目動向③>>職業観・人財観】

● 学生のキャリアに対する考え方、
30代以降は「仕事よりプライベート優先」あるいは「バランスのとれた働き方」を志向 (図13)

⇒働き方のイメージについて、20代の働き方は、「プライベートよりも仕事を優先している」が、男性は47.6%、女性は38.7%となりました。次いで、「仕事とプライベートのバランスが取れた働き方をしている」が男性43.7%、女性57%でした。
 30代以降になると、「プライベートよりも仕事を優先している」との回答は男女ともに大幅にポイントを下げ、「仕事とプライベートのバランスが取れた働き方をしている」、または「仕事よりもプライベートを優先している」が男女ともに8割前後となりました。

【図13:働き方のイメージ<学生調査>】

 

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<男性>n=593

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<女性>n=1628

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● 一人前になるまでの期間、理想は平均3年、実際は平均3.6年 (図14) (図15)
⇒一人前になるまでの期間については、理想では平均3年と考えているものの、実際には平均3.6年かかっているようです。一人前になるまでの期間が長期化している要因としては、本人の問題とともに受け入れ側の問題もあげられました。

【図14:一人前の定義<企業調査>】

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【図15:一人前になるまでの期間<企業調査>】

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プレスリリース ダウンロード ⇒ 『[en]学生の就職情報2013』 12月度月例調査結果


【調査概要/ その他の調査項目】
<学生調査>
対象: 「[en]学生の就職情報2013」に登録するモニター学生
期間:2011年12月5日~ 12月13日
方法:E-mailによるWEB投票画面の配信
有効回答数:2,221名

<企業調査>
対象:「[en]学生の就職情報パートナーズNEWS」登録企業
期間: 2011年12月5日~ 12月13日
方法:E-mailによるWEB投票画面の配信
有効回答数:635件

【その他の調査項目】 ※下記の結果に興味のある方は、広報までお問合せください。
<学生調査>就活対策/現在の志望業界/来月の活動内容/キャリアに対する考え方
<企業調査>企業の採用基準/来月の活動内容 

※一般財団法人 エン人財教育センター調べ

 

以上

エン・ジャパン株式会社   
広報担当:矢元・大原  
TEL:03-3342-4506  FAX:03-3342-4507  
E-mail:en-press@en-japan.com