13年度調査開始以来、初めて学生の悩みトップが「面接」に
企業の「選考」に関する悩みも増加し、いよいよ選考が本格化
-2013年度新卒採用 就職・採用活動 3月度調査報告-
エン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営する、学生向け就職情報サイト『[en]学生の就職情報』(http://gakusei.enjapan.com/)は、2013年3月卒業予定の学生と求人企業を対象に、『2013年度新卒採用 就職・採用活動アンケート』を実施いたしましたので、以下、概要をご報告いたします。
●<学生>学生の現在の悩みは、「面接(20.5%)」、「エントリーシート(19.4%)」
企業セミナー参加社数は前月比7.1社増加の13.3社
(図1)(図2)(図3)(図4)(図5)(図6)(図7)
⇒学生の悩みは、「面接(20.5%)」がトップで、前月よりも10ポイント増加しました。前月は悩みトップであった「エントリーシート(19.4%)」は、前月より6.7ポイント減少した他、企業セミナー予約社数が前月比6.2社増加の17.3社、企業セミナー参加社数が前月比7.1社増加の13.3社となるなど、学生の活動が、実際に企業に接触する段階にシフトしているようです。
【図1: 現在の悩み<学生調査>】
【図2: エントリー社数<学生調査>】
【図3: エントリーシート提出社数<学生調査>】
【図4: 企業セミナー予約社数<学生調査>】
【図5: 企業セミナー参加社数<学生調査>】
【図6: 面接参加社数<学生調査>】
【図7: 企業セミナー・面接参加経験数<学生調査>】
●<企業>企業の悩みトップは、5カ月連続で「母集団形成(26.5%)」
エントリー受付開始率・説明会開始率ともに前年とほぼ同水準、
選考開始率は43.6% 前年比8.5ポイント減(図8) (図9)(図10)(図11)(図12)
⇒企業の悩みは、5カ月連続で「母集団形成(26.5%)」がトップとなりました。これに次ぐ「選考(23.0%)」は、前月よりも11.1ポイント増加しており、母集団形成に苦労しつつ選考を進めているようです。選考プロセスの進捗状況については、エントリー受付開始率(79.4%)、会社説明会開始率(65.7%)ともに前年とほぼ同水準ですが、選考開始率は、43.6%(前年:52.1%)となっており、前年を8.5ポイント下回りました。
【図8: 現在の悩み <企業調査>】
【図9: エントリー受付開始率<企業調査>】
【図10: 会社説明会開始率<企業調査>】
【図11: 選考開始率<企業調査>】
【図12: 内定出し開始率<企業調査>】
●<企業>母集団形成状況、「想定より大幅に少ない」「想定より少ない」が増加
(図13)(図14)(図15)
⇒母集団形成の状況については、「想定より大幅に少ない」「想定より少ない」が45.0%(前年:25.1%)と前年より増加した一方、「順調に確保出来ている」は48.5%(同:72.5%)と前年より24ポイント減少しました。また、現在の採用市況について「前年よりもとても厳しい」「前年よりも厳しい」と回答した企業は30.3%(同:22.7%)で、前年より7.6ポイント増加しました。
【図13: 母集団形成状況※前年比<企業調査>】
【図14: 会社説明会動員状況※前年比<企業調査>】
【図15: 前年と比較した採用市況※前年比<企業調査>】
●<学生>学生の就職活動におけるソーシャルメディアの利用率は42.2%
<企業>新卒採用においてソーシャルメディアを活用している企業は9.3%
(図16) (図17) (図18) (図20)
⇒ソーシャルメディアを就職活動時に利用している学生は42.2%(9月調査:43.1%)でした。利用する理由は「最新の情報を知るため」が53.8%(同:62.7%)でトップでした。次いで、「他の就活生の動きを知るため」が24.5%(同:17.3%)で、前回調査よりも7.2ポイント増加しています。また、ソーシャルメディアを就職活動に利用している学生のうち、68.4%が就職活動に「役立っている」と回答しました。一方、就職活動においてソーシャルメディアを活用している企業は9.3%でした。
【図16: ソーシャルメディアの就職活動への利用率<学生調査>】
【図17: 就職活動時にソーシャルメディアを利用する理由<学生調査>】
【図18: ソーシャルメディアの就職活動への役立ち度<学生調査>】
【図19: 新卒採用におけるソーシャルメディアの活用<企業調査>】
●<学生>企業規模別の関心度、「どちらともいえない」が11月調査時よりも9.1ポイント増加
中小・ベンチャー企業のプラスイメージは「若い時から責任ある仕事を任せてもらえる」
(図20)(図21)(図22)
⇒企業規模別の関心度は「どちらとも言えない」が47.6%(11月調査:38.5%)で、11月調査時より9.1ポイント増加しました。就職活動を通じて様々な企業を知ったことで、規模以外の企業選びの基準ができたことが考えられます。
企業へのプラスイメージとしては、大手・有名企業は「社会貢献度が高く世の中へのインパクトが大きい」、中小・ベンチャー企業は「若い時から責任ある仕事を任せてもらえる」がそれぞれトップとなりました。
【図20: 企業規模別の関心度<学生調査>】
【図21: 企業規模別のプラスイメージ<学生調査>】
【図22:企業規模別のマイナスイメージ<学生調査>】
▼プレスリリース ダウンロード ⇒ 『[en]学生の就職情報2013』 3月度月例調査結果
【調査概要/ その他の調査項目】
<学生調査>
対象: 「[en]学生の就職情報2013」に登録するモニター学生
期間:2012年3月2日~ 3月12日
方法:E-mailによるWEB投票画面の配信
有効回答数:1,023名
<企業調査>
対象:「[en]学生の就職情報パートナーズNEWS」登録企業
期間: 2012年3月2日~ 3月12日
方法:E-mailによるWEB投票画面の配信
有効回答数: 284件
【その他の調査項目】 ※下記の結果に興味のある方は、広報までお問合せください。
<学生調査>・来月の活動内容 ・志望業界 ・面接でアピールしたい要素
<企業調査>・来月の活動内容 ・インターンシップについて ・企業理念の浸透
※一般財団法人 エン人財教育センター調べ
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