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人間関係能力テスト『3E-hⅡ』
2012年度新入社員受検結果報告

2012/05/24

 エン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)は、中堅・中小企業を中心とした2012年度の新入社員(505名)を対象に、企業が求める特性や能力を持つ人材を短時間で簡単に見極められる適性テスト『3E-hⅡ』を実施いたしましたので、その結果についてご報告いたします。


2011年度に引き続き革新性、意思伝達力が低く草食傾向は続いている。
一方で、ビジネスで必要とされる基礎的なエネルギーは上昇傾向にある。


【全体傾向】

●前年同様に集団との関係性を大事にしようとする傾向が強い。
●行動性、競争性、決断性が前年より高くなっており、ビジネスで必要とされる基礎的なエネルギーは上昇している。
●理想と現実とのギャップに対するストレス耐性が高く、且つキャリアタイプ指向性の安定志向、私生活重視、社会奉仕が前年を下回っていることから、仕事に対して現実的な考えを持っていると言える。
 

【項目別傾向】

●性格特性
 ⇒持続性、協調性が高く、集団との関係性を大事にしたいという意識を高く持っている。革新性は依然として低く、新しいことへのチャレンジを躊躇する傾向は続いている。

●コミュニケーション力
 ⇒相対的にタレントマインドは高く、周りと仲良くしたいという意識が強い。論理的思考力が前年より高く、考えを論理的に伝える姿勢は持っているが、意思伝達力は低く自分の意見を強く主張することは苦手。

●エネルギー量
 ⇒野心性は前年より低いものの、行動性、競争性、決断性は高いことから、ビジネスで必要とされる基礎的なエネルギーは上昇傾向にある。

●ストレス耐性
 ⇒理想と現実とのギャップに対するストレス耐性は前年より高く、現実を冷静に受けとめることが出来ると言える。人付き合いに対するストレス耐性は高いが、人の目を気にしやすい傾向は前年と同様。

●キャリアタイプ指向性
 ⇒全体的な傾向は前年と変わらないが、スペシャリスト、安定志向、私生活重視、社会奉仕は前年より特に低くなっており、社会人としての心構えが出来ている。

 エン・ジャパンは、上記のような傾向を把握できる人間関係能力テスト「3E-hⅡ」の提供や採用・教育支援により、中堅・中小企業が採用した人材が最大限の能力を発揮できるよう取組んでまいります。

【調査概要】
実施時期:
2011年 2011年4月
2012年 2012年4月
対象:
2011年 4月入社の新卒社員387名
2012年 4月入社の新卒社員505名
企業内訳:
         2011年        2012年 
301名 以上      15社         15社
101名~300名    33社           35社
100名 以下      59社         69社
計         107社         119社

※検査方法:人間関係能力テスト「3E-hⅡ」 
 


調査データ ダウンロード ⇒ 2012年度新入社員受検結果(pdf)


以上

エン・ジャパン株式会社
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