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女性のキャリア意識調査レポート2013
-10代~60代まで15000人が回答-

2013/07/24
 人材総合サービスを提供するエン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営する就職・転職関連情報サイト(『[en]社会人の転職情報』『[en]転職コンサルタント』『[en]派遣のお仕事情報』『[en]チャンレンジ!はた☆らく』『[en]ウィメンズワーク』『[en]学生の就職情報』『カイシャの評判』)の利用者1万5000名の女性に『女性のキャリア意識』に関するアンケートを実施いたしましたので、以下概要をご報告します。

【TOPICS】

1.継続就業について
●8割の女性が「これからもずっと働き続けたい」と回答。      
●働き続けたい理由第1位は「経済的な自立の道を持っておきたい」。
 
2.職務領域について
●「業務の幅を広げること」に意欲的な女性は、7割以上。
●「責任あるポジションに就くこと」に意欲的な女性は4割以上。
 
3.ライフスタイルの変化による影響について
●既婚女性の8割が、ライフスタイルの変化とともに働く意識も変化したと回答。
 
4.親の影響について
●“働く女性”として想起する、一番身近な存在は「母親」。
 
5.職務領域に関する志向性への親の影響について
●責任あるポジションに就きたいと思っている女性は、親も働くことにポジティブと感じている。
●責任あるポジションに「就きたい」女性と「就きたくない」女性では、異なる母親像。
 

1.継続就業について

8割の女性が「これからもずっと働き続けたい」と回答。
働き続けたい理由第1位は「経済的な自立の道を持っておきたい」。
 
継続就業意欲は、未既婚別ではほとんど差はつきませんでしたが、年代別をみると、50代までは年代が上がるにつれ高くなりました。「働き続けたい理由」については、逆に年代差はほとんどなく、「経済的な自立の道は持っておきたい」が最も多く「家計的にも働ける間は働いておきたい」「社会とのつながりを感じたい」がそれに続き、過半数を超える回答結果となっています。
未既婚別では、未婚者で最も多かった回答は「経済的な自立の道は持っておきたい」が72%、既婚者では「家計的にも働ける間は働いておきたい」が72%と、回答に差が出ました。
 
問1:これから先もずっと働き続けたいですか?
※年代別
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※未既婚別
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問2:問1で「はい」と回答された方にお聞きします。
働き続けたい理由について教えてください。(複数回答可)
※年代別
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※未既婚別
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2.職務領域について

「業務の幅を広げること」に意欲的な女性は、7割以上。
「責任あるポジションに就くこと」に意欲的な女性は4割以上。
 
業務の幅を広げることについては、「できれば業務の幅を広げたい」「どちらかといえば業務の幅を広げたい」と回答した方の合計が71%となり、業務を広げていくことに前向きな女性が多いことがわかりました。理由を見てみると、「毎日同じことの繰り返しでは進歩がない。業務の幅を広げ、人間として大きくなりたい」「いくつになっても向上心を持っていたい」「働く楽しみが増えることになる」などがありました。
一方、「働く中で、“責任あるポジションに就くこと”について」は、「できれば責任あるポジションに就きたい」「どちらかといえば責任あるポジションに就きたい」と回答した人の合計が42%。「責任あるポジションに就きたくない」の25%を上回りました。日本は女性の管理職の少なさが課題とされていますが、女性の意向は必ずしも低くはないと言えそうです。
 
問3:働く中で、“責任あるポジションに就くこと”について、どのようにお考えですか?
※年代別
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※未既婚別
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3.ライフスタイルの変化による影響について

既婚女性の8割が、ライフスタイルの変化とともに働く意識も変化したと回答。
 
ライフスタイルの変化とともに一旦働き方は変わるとしても、「子供の手が離れたら以前と同様に働きたい」と回答した人は46%にのぼりました。
 
問4:結婚や出産などライフスタイルの変化とともに、
働くことに対する意識は変化すると思いますか(変化しましたか)?
※未既婚別
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問5:問4で「変化する(した)」「変化するかもしれない」と回答された方に伺います。
それはどのような変化だと思いますか?
※未既婚別
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4.親の影響について

“働く女性”として想起する、一番身近な存在は「母親」。
 
“働く女性”として想起する、一番身近な女性は誰かを尋ねたところ、1位は「母親」、2位が「特になし」、3位が「友人」となりました。
また、親がどのような働き方を希望していると思うかについては、39%が「家庭と仕事を両立してほしい」、4%が「結婚・出産に関係なく仕事に専念してほしい」と思っていると回答。「育児や家庭に専念してほしい」は14%でした。
 
問6:あなたが“働く女性”として想起する、一番身近な女性は誰ですか?
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問7:親御さんは、あなたの今後の働き方についてどのような希望をされてると思いますか?
※年代別
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※未既婚別
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5.職務領域に関する志向性への親の影響について

責任あるポジションに就きたいと思っている女性は、親も働くことにポジティブと感じている。
 
自身の職務領域について「責任あるポジションに就きたい」と回答した女性のうち、親は「家庭と仕事を両立してほしい」と思っている人の割合は46%。「責任あるポジションに就きたくない」と回答した女性をみると、親は「家庭と仕事を両立してほしい」と思っている人の割合は32%にとどまり、「わからない」人が40%にのぼりました。これは、業務の幅を広げたいと回答した女性も同様の傾向となり、親が両立を支持していると感じている女性の方が、職務領域の拡大について積極的な志向がある結果を示しています。
 
問8:親御さんは、あなたの今後の働き方についてどのような希望をされていると思いますか?
※仕事の中で、責任あるポジションに就くことに対する回答別
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問9:親御さんは、あなたの今後の働き方についてどのような希望をされていると思いますか?
※業務の幅を広げることに対する回答別
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責任あるポジションに「就きたい」女性と「就きたくない」女性では、異なる母親像。
 責任あるポジションに「就きたい」人、「就きたくない」人、いずれも働く女性として一番身近な女性は「母親」という回答でしたが、母親を想起した理由は異なるものでした。
 
【「母親」を想起した理由~「責任あるポジションに就きたい」と回答した女性】
■私にとって母は“働く女性”であり、同時に“尊敬する人”だから
■経済的にも精神的にも自立した女性だったから
■何歳になっても体が動く限り働きたいと言って、とても生き生きしているから
■一生懸命に働く母の姿がとても好きで、私自身の仕事観、人生観に大きく影響していると思  
 うから
■小さい頃に「どれだけお金があっても盗まれるかもしれない。どんな豪邸も火事になるかも  
 しれない。でも、身につけた知識と経験は、誰にも奪うことはできないのよ」と 教えられた。
 そんな母を誇りに思っている。
■年齢を重ねても若々しく元気にしている母が羨ましく、私自身も子供に憧れてもらえるよう
 な人間になりたいと思うから
■母は、毎日ピシっとスーツを着て働いていて、とても魅力的だった
■我が家は自営業だったので、いつも母の働く姿を見ていました。化粧もせず、荒れた手で決
 して素敵な母ではありませんでしたが、一生懸命働く母の背中から、多くの事を学びました
■私が成人してからも、家のためだけではなく、自分の向上のためにも働いていた母親を尊敬 
 している
■女性でもひとりの独立した人間で誰の付属でもないから
 
【「母親」を想起した理由~「責任あるポジションに就きたくない」と回答した女性】
■25年前に父が亡くなって以来、子どもに不自由はさせたくない思いで働きづめで凄い。
 私には真似できないと思う。
■いつもパートの仕事に出る母の後ろ姿を見送っていたため
■最初はパートだったが後にフルタイムで働くようになった。父が早くに定年したのに、
 母が残業しても食事をじっと待っていて大変そうだった
■私はカギっ子で働く母はたくましくもあり、でも小学校低学年まではすごく寂しかった
■フルタイムで働き、家事に関しては、一切父親の手伝い、理解がなく、大変そうだった 
■母が働かないと生活が成り立たなかったから
■自分には何の見返りもないのに、ひたすら家族のために内職や時給の安い仕事も責任を持って  
 やっていた
■私の母はずっとフルタイムで働く人だったので。だからといって、尊敬したり母親のように 
 なりたいとは思わない。むしろ、なりたくないと思っている。子供より仕事を選んだ、と今で  
 も思っている。
■定年まで責任ある役職で、よく頑張ってきた人だから。ただ、家事は全てをこなせていな
 かったし、子どもの勉強などを見る事は、出来ていなかったと思う。

【調査概要/ その他の調査項目】

■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査期間:2013年6月20日~2013年7月1日 
■調査対象:下記7サイトを利用している女性 1万5924名
『[en]社会人の転職情報』『[en]転職コンサルタント』『[en]派遣のお仕事情報』『[en]チャンレンジ!はた☆らく』『[en]ウィメンズワーク』『[en]学生の就職情報』『カイシャの評判』
■その他の調査項目:下記の結果に興味のある方は、広報までお問合せください。
 ・幼い頃、ご家族の中でどなたがお仕事に就かれていましたか?
 ・(母親が仕事についていた方)どのような働き方をしていましたか。
 

▼調査データ ダウンロード
⇒女性のキャリア意識調査レポート2013(pdf

以上

 

エン・ジャパン株式会社
広報 大原
TEL:03-3342-4506 FAX:03-3342-4507
E-mail:en-press@en-japan.com