海外で働きたい地域、第1位は東南アジア。
転職時、海外勤務の可能性がある企業を積極的に選ぶ人は26%。
3年前に比べ、海外勤務の意向を持つ人が増加。
―『[en]転職コンサルタント』ユーザーアンケート集計結果―
人材総合サービスを提供するエン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営する人材紹介会社集合サイト『[en]転職コンサルタント』(https://consultant.en-japan.com/)上で、サイト利用者3,304名を対象に「海外での勤務」についてアンケート調査を行いましたので、以下概要をご報告します。
【調査結果概要】
転職時に海外勤務の可能性のある企業を「積極的に選ぶ」と回答した方は26%となり、2010年に実施した同調査に比べ7ポイントアップしました。前回よりも、海外勤務の意向を持つ方が増加していることがわかりました。
また、「積極的に選ぶ」と回答した方が選んだ、働きたい国・地域第1位は「東南アジア」、第2位は「北米:カナダ」、第3位は「ヨーロッパ」となりました。2010年調査時に第1位であった「中国・東アジア」は、今回の調査では第4位へと後退しています。企業の海外進出も、中国一辺倒からインドネシア、タイ、ベトナムといったアセアンが目立つようになってきていますが、人も次代の成長国を選んでいることがうかがえます。年代別でみると、20代では「ヨーロッパ」と回答した方が最も多かったのに対し、30代以上では「東南アジア」が最多となりました。
【図1】海外勤務の可能性がある会社を、転職先として選びますか?
【図2】(「積極的に選ぶ」を選択した方)転職して、どこの国・地域で働きたいですか?※2010年比
【図3】(「積極的に選ぶ」を選択した方)転職して、どこの国・地域で働きたいですか?※年代別
転職時に海外勤務の可能性のある会社を「積極的に選ぶ」理由について、全体では「自分の成長のプラスになるから」という回答が最多となりました。
年代別でみると、20代~40代は「自分の成長にプラスになるから」という回答が最も多かったのに対し、50代以上では「海外の方が、自分の経験を活かせるから」が最多。年代によって海外勤務に期待するものが異なるようです。
【図4 】(「積極的に選ぶ」を選択した方)その理由は何でしょうか? ※2010年比
【図5】(「積極的に選ぶ」を選択した方)その理由は何でしょうか? ※年代別
海外勤務の辞令が出た場合について2010年の調査と比較すると、「赴任先に関わらず、喜んで受け入れる」と回答した方は3ポイト増加の25%となりました。また、「赴任先によっては、喜んで受け入れる」と回答した方も、9ポイント増加の46%となっており、2010年に比べ、海外勤務に対する抵抗感が和らいでいることがうかがえる結果となりました。
【図6】仮に今、在職している会社から海外勤務の辞令を受けたと仮定します。あなたはどうしますか?※2010年比
【図7】仮に今、在職している会社から海外勤務の辞令を受けたと仮定します。あなたはどうしますか?※年代別
【調査概要】
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:「[en]転職コンサルタント」利用者 3,304名
■調査期間: 2013年7月1日~2013年7月31日
エン・ジャパン株式会社
広報担当:大原
TEL:03-3342-4506 FAX:03-3342-4507
E-mail:en-press@en-japan.com