外資系で働くメリット1位は「給与水準が高い」。デメリット1位は「人の入れ替わりが激しい」。― 「[en]転職コンサルタント」ユーザーアンケート集計結果 ―
人材総合サービスを提供するエン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営する人材紹介会社集合サイト『[en]転職コンサルタント』(https://consultant.en-japan.com/)上で、サイト利用者2,900名を対象に「外資系企業で働くメリット・デメリット」についてアンケート調査を行いましたので、以下概要をご報告します。
「UP or OUT」(昇格もしくは退職)。コンサルタント業界では業界用語として使われますが、今回のアンケートでもこの表現を使われた方が、少なからずいらっしゃいました。実際に外資系で働いたことのある方に聞いた、外資系で働くメリットの第1位は「給与水準が高い」。転職で外資系企業を志望した理由の1位も「給与水準が高い」でした。
デメリットの第1位は「人の入れ替わりが激しい」、第2位は「日本撤退の可能性がある」で、人だけでなく、拠点ごと“OUT”してしまうことの指摘も多くありました。
外資系企業で勤務経験のある人に外資系企業で働くことの良さを聞いたところ、全体の第1位は「給与水準が高い」、第2位は「年齢・性別による待遇などの差がない」、第3位は「自分のやり方で仕事を進められる」となりました。ダイバーシティや権限移譲が進んだ環境、成果に対する待遇が、働く人に評価されていることがわかります。
【図1】外資系企業で働く良さは何だと思いますか?(複数回答可)
次に、外資系企業で働くことの問題・不安を聞いたところ、全体の第1位は「人の入れ替わりが激しい」、第2位は「日本撤退の可能性がある」、第3位は「事業の方向性が変わりやすい」となり、グローバルな環境は想定外変化の大きな環境であることを示すような結果となりました。
【図2】外資系企業で働く不安は何ですか?(複数回答可)
外資系企業を転職先に選んだ人に理由を聞いたところ、20代から60代まで、どの年代でも「給与水準が高い」が第1位に、第2位は「自分の専門の仕事に専念できる」となりました。いわゆる総合職が多い日本企業とは異なる働き方を志向する傾向がうかがえました。
【図3】外資系企業を転職先に選んだ理由は何ですか?(複数回答可)
【調査概要】
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:「[en]転職コンサルタント」利用者 2,900名
■調査期間: 2013年8月30日~2013年9月30日
エン・ジャパン株式会社
広報担当:大原
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