企業の内定出し開始率は、12年度・13年度を上回る37.2%
12年度・13年度に比べ、企業の内定出し開始時期が早期化
学生の内定取得率は、13年度並みの15.5%
-2014年度新卒採用 就職・採用活動 4月度調査報告-
人材総合サービスを提供するエン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営する、学生向け就職情報サイト『[en]学生の就職情報』(http://gakusei.enjapan.com/)は、2014年3月卒業予定の学生と求人企業を対象に、『2014年度新卒採用 就職・採用活動アンケート』を実施いたしましたので、以下、概要をご報告いたします。
●<学生>学生1人あたりの面接参加社数は5.7社 (図1、2、3、4、5、6)
学生1人あたりのエントリー社数は63.3社、企業セミナー参加社数は17.6社で、いずれも13年度並みとなりました。また、面接参加社数は5.7社(13年度:5.1社)、最終面接参加社数は0.6社(13年度:0.4社)となり、13年度を上回っています。
【図1:エントリー社数※3ヵ年比<学生調査>】
【図2:エントリーシート提出数※3ヵ年比<学生調査>】
【図3:企業セミナー予約社数※3ヵ年比<学生調査>】
【図4:企業セミナー参加社数※3ヵ年比<学生調査>】
【図5:面接参加社数※3ヵ年比<学生調査>】
【図6:最終面接参加社数※3ヵ年比<学生調査>】
●<学生>4月度の内定取得率は、13年度並みの15.5%
学生の悩みは、13年度と同様「面接」が最多 (図7、8、9)
4月度の内定取得率は15.5%で、13年度並みとなりました。
現在(4月)の悩みは、13年度同様に「面接」(28.8%)が最多となっています。また、4月の内定取得率は3月(3.5%)に比べ12.0ポイント増加したことから「特に悩みはない」(7.2%)と回答した学生が、3月よりも4.0ポイント増加しました。
【図7:内定取得率※3ヵ年比<学生調査>】
【図8:内定取得率※14年度<学生調査>】
【図9:現在の悩み※前年比・前月比<学生調査>】
●<企業>内定出し開始率は、12年度、13年度を上回る37.2% (図10、11、12)
企業セミナー開始率は81.9%(13年度:72.5%)、選考開始率は72.4%(13年度:64.9%)で、いずれも13年度を上回りました。また、内定出し開始率は37.2%となり、12年度、13年度に比べ、内定出しを開始している企業の比率が高くなっています。
【図10:企業セミナー開始率※3ヵ年比※3ヵ年比<企業調査>】
【図11:選考開始率※3ヵ年比<企業調査>】※13年度は1月より開始
【図12:内定出し開始率※3ヵ年比<企業調査>】
●<企業>約半数の企業が母集団形成を「想定より少ない」と回答
13年度に比べ「母集団形成」に悩む企業が増加 (図13、14、15)
母集団形成状況について「想定より少ない」「想定より大幅に少ない」と回答した企業は 48.6%で、13年度に比べ10.5ポイント増加しました。そのため、現在(4月)の悩みも「母集団形成」が、13年度比4.7ポイント増加の26.5%となっています。
【図13:母集団形成状況※3ヵ年比<企業調査>】
【図14:母集団形成状況※14年度4月/企業規模別<企業調査>】
【図15:現在の悩み※前年比・前月比<企業調査>】
●<学生>接触があったリクルーターの業界は「金融」が最多 (図16、17、18)
これまでに「リクルーターと接触したことがある」と回答した学生は24.0%でした。中でも「理系男性」の接触率は29.0%となり、最も高くなっています。また、接触があったリクルーターの業界は「金融」(19.5%)が最も多く、次に多い「食品メーカー」(7.9%)の約2.5倍となりました。
【図16:リクルーターとの接触について※時期別<学生調査>】
【図17:リクルーターとの接触について※4月男女文理別<学生調査>】
【図18:接触があったリクルーターの業界<学生調査>】
●<学生>4割以上の学生が就職・進路を考える際の気持ちを「楽しみだ」「どちらかといえば楽しみだ」と回答 (図19、20)
就職・進路を考える際の気持ちとして「楽しみだ」「どちらかといえば楽しみだ」という回答は、2012年10月は33.9%であったのに対し、2013年4月は40.5%となり6.6ポイント増加しました。就職活動を通じて、就職・進路に対する期待感が醸成されたようです。
また、「面接参加」「最終面接参加」「内定取得」と就職活動が進むごとに「楽しみだ」「どちらかというと楽しみだ」と回答した学生の比率が高くなっており、進捗状況によって学生の意識に違いがみられました。
【図19:就職・進路を考える際の気持ち※調査時期別 <学生調査>】
【図20:就職・進路を考える際の気持ち※就職活動の進捗度合い別 <学生調査>】
●<企業>12年度の新入社員が「70%以上在籍している」と回答した企業は89.0% (図21、22、23)
12年度の新入社員が「70%以上在職している」と回答した企業は、全体で89.0%でした。企業規模別でみると300名以上では92.5%、300名以下では86.3%となっており、定着状況にやや差がみられました。
また、12年度新入社員の活躍状況について、77.3%の企業が「会社の期待を上回る活躍をしている」「会社の期待通りの活躍をしている」と回答しました。規模別では、300名以上(78.9%) の方が、300名未満(76.2%)に比べ「活躍している」と回答した企業の割合が高くなっています。
【図21:12年度新入社員の定着状況<企業調査>】n=219
【図22:12年度新入社員の離職理由<企業調査>】n=219
【図23:12年度新入社員の活躍状況<企業調査>】
▼プレスリリース ダウンロード ⇒ 『[en]学生の就職情報2014』 4月度月例調査結果
【調査概要】
<学生調査>
対象:「[en]学生の就職情報2014」に登録するモニター学生
期間:2013年4月5日~4月15日
方法:E-mailによるWEB投票画面の配信
有効回答数:1,050名
<企業調査>
対象 : 「[en]学生の就職情報パートナーズNEWS」登録企業
期間 : 2013年4月5日~4月15日
方法 : E-mailによるWEB投票画面の配信
有効回答数 : 410件
【その他の調査項目】 ※下記の結果に興味のある方は、広報までお問合せください。
<学生調査>
・印象の良い面接、印象の悪い面接
<企業調査>
・エントリー受付開始率
※一般財団法人 エン人財教育センター調べ
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