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企業の内定出し開始率は、4月度に続き12年度・13年度を上回る70.5%
学生の内定取得率は37.5%、13年度に比べやや減少
複数企業から内定を取得している学生の比率は増加
-2014年度新卒採用 就職・採用活動 5月度調査報告-

2013/06/18

 人材総合サービスを提供するエン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営する、学生向け就職情報サイト『[en]学生の就職情報』(http://gakusei.enjapan.com/)は、2014年3月卒業予定の学生と求人企業を対象に、『2014年度新卒採用 就職・採用活動アンケート』を実施いたしましたので、以下、概要をご報告いたします。

【注目動向①>>現在の就職・採用活動の状況】

 

<学生>学生1人あたりの面接参加社数は8.8社 (図1、2、3、4、5、6)

 学生1人あたりの企業セミナー予約数は22.9社(13年度:24.6社)、企業セミナー参加社数は19.9社 (13年度:21.2社)となり、13年度をやや下回りました。面接参加社数は、8.8社(13年度:9.0社)となり、13年度並みとなっています。

【図1:エントリー社数※3ヵ年比<学生調査>】

 

 

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【図2:エントリーシート提出数※3ヵ年比<学生調査>】

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【図3:企業セミナー予約社数※3ヵ年比<学生調査>】

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【図4:企業セミナー参加社数※3ヵ年比<学生調査>】

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【図5:面接参加社数※3ヵ年比<学生調査>】

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【図6:最終面接参加社数※3ヵ年比<学生調査>】

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<学生>5月度の内定取得率は37.5%、13年度に比べやや減少
 一方、複数企業から内定を取得している学生の比率は増加 (図7、8、9、10、11)

 5月度の内定取得率は37.5%となり、13年度を2.4ポイント下回りました。内定取得状況の内訳をみると、 複数の企業から内定を取得していると回答した学生は、13年度よりも2.0ポイント増の17.1%となっています。
また、13年度に比べ内定取得率がやや低いことから、現在(5月)の悩みは「面接」(23.2%)が最も多く、13年度よりも2.7ポイント増加しています。


【図7:内定取得率※3ヵ年比<学生調査>】

 

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【図8:内定取得状況※前年比<学生調査>】

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【図9:就職活動継続率※3ヵ年比<学生調査>】

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【図10:就職活動継続状況※3ヵ年比<学生調査>】

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【図11:現在の悩み※前年比・前月比<学生調査>】

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<企業>内定出し開始率は、12年度、13年度を上回る70.5%
 13年度に比べ「母集団形成」に悩む企業が増加 (図12、13、14、15)

 企業セミナー開始率は93.7%(13年度:85.6%)、選考開始率は87.7%(13年度:79.8%)で、いずれも13年度を上回りました。また、内定出し開始率(70.5%)が12年度・13年度に比べ高いことから、内定受諾率(学生から内定承諾を得た率)も、12年度・13年度より高い57.0%となっています。
 現在(5月)の悩みは「母集団形成」(28.4%)が最も多く、13年度より6.6ポイント増加しています。

【図12:企業セミナー開始率※3ヵ年<企業調査>】

 

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【図13:選考開始率※3ヵ年比<企業調査>】※13年度は1月より開始

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【図14:内定出し開始率※3ヵ年比<企業調査>】

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【図15:内定受諾率(学生から内定承諾を得た率)※3ヵ年比<企業調査>】

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<企業>前年と比較した採用状況を「厳しい」と回答した企業は13年度に比べ増加 (図16、17、18)

「前年よりも採用状況が厳しい」と回答した企業は、13年度は35.0%であったのに対し、今年度は42.2%となりました。また、採用数確保の見込みが立っていないと回答した企業も、13年度に比べ6.9ポイント増の32.4%となり、採用に苦戦している状況がうかがえます。

 


【図16:現在の悩み※前年比・前月比<企業調査>】

 

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【図17:前年と比較した採用状況※前年比
<企業調査>】

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【図18:14年度採用数確保見込み※前年比<企業調査>】

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【注目動向②>>採用活動・就職活動のスケジュール変更について】

 

<学生>現在の就職活動期間に対する学生の印象は様々 (図19、20)

 現在の就職活動期間に対する印象について、「ちょうど良いと思う」(34.9%)と回答した学生が最多となったものの、「長いと思う」(26.4%)、「短いと思う」(28.3%)と回答した学生もそれぞれ3割程みられました。学生の就職活動の進捗状況や置かれている状況によって、現在の就職活動期間に対する印象は様々なようです。
また、現在のスケジュールで良かった点として「12月に始まったので、色々と業界研究をしながら、春休みに業界を絞って就活する事ができた」「面接が本格化する時期が春休みで良かった」などが挙げられました。一方で、「就職活動の時期が短かったので、多くの企業を見ることが出来なかった」「1月にテストがあったので、就活のセミナーがあり困った」といったマイナス面も挙げられました。

【図19:現在の就職活動期間に対する印象※全体 <学生調査>】

 

 

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【図20:現在の就職活動期間に対する印象※男女文理別 <学生調査>】

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<企業>約6割の企業が、採用活動時期が変更された場合「これまでより採用活動が難しくなる」と回答 (図21)

 採用活動時期が変更された場合「これまでより採用活動が厳しくなる」と回答した企業は59.5%でした。
企業規模別で見ると、従業員数300名以上の企業は300名未満に比べ「これまでより採用活動が厳しくなる」と回答した比率が高くなりました。また、300名以上では「選考期間が短くなることで、予定採用数を確保できるかが不安」「学生の就職活動時期の短縮化により、企業研究がより浅くなることが懸念される」といった、採用活動期間が短くなることに不安を感じているようです。
一方、300名未満では「大手や中堅、異業種とも優秀な学生の取り合いが繰り広げられると感じる」「これまで8月後半~9月に採用行っていたが、同時期に選考を行う企業が増えると、いい学生に内定を出しても後から内定を受けた企業に流れてしまう可能性がある」など、同時期に採用活動を行う企業が増えることに対する不安が挙げられました。

【図21:採用活動スケジュール変更の影響<企業調査>】

 

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プレスリリース ダウンロード ⇒ 『[en]学生の就職情報2014』 5月度月例調査結果


【調査概要】
 <学生調査>
 対象:「[en]学生の就職情報2014」に登録するモニター学生
 期間:2013年5月7日~5月14日  
 方法:E-mailによるWEB投票画面の配信
 有効回答数:848名

<企業調査>
 対象 : 「[en]学生の就職情報パートナーズNEWS」登録企業
 期間 : 2013年5月7日~5月14日
 方法 : E-mailによるWEB投票画面の配信
 有効回答数 : 256件

【その他の調査項目】 ※下記の結果に興味のある方は、広報までお問合せください。

 <学生調査> 
 ・興味関心のある企業規模

 <企業調査> 
 ・エントリー受付開始率 

※一般財団法人 エン人財教育センター調べ

 

以上

エン・ジャパン株式会社
広報 矢元・大原
TEL:03-3342-4506 FAX:03-3342-4507
E-mail:en-press@en-japan.com