アベノミクスの恩恵、大手企業ほど顕著。
夏の賞与、大手企業は増加傾向。中小企業は現状維持。
-ビジネスパーソン2000人、夏の賞与調査-
人材総合サービスを提供するエン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営する、転職情報サイト『[en]社会人の転職情報』(https://employment.en-japan.com/)は、サイト中のビジネスパーソン2000名を対象に「2013年のボーナス」に関するアンケートを実施いたしましたので、以下概要をご報告します。
● 夏のボーナスが「昨年より増えた」と回答した方は25.1%。
● 増加傾向は企業規模、業界、年代に偏りあり。
【Q1:年代別転職活動に必要だと思った期間と、実際にかかった期間 】
< 全体 >
「2012年夏と比べてボーナス額は増えましたか?」という質問に対して「ボーナス額は変わらない」という回答が最も多く40.2%。「ボーナス|額は増えた」「ボーナス額は減った」は同率の25.1%でした。
< 勤務先の従業員数別 >
勤務先の従業員数が多いほど「ボーナス額は増えた」と回答した割合が高くなる傾向にあり、従業員数1000名以下の企業では「ボーナス額は増えた」と回答した割合が21.9%であったのに対し、3000名以上の企業では31.2%と、約10ポイントの差が見られました。大手企業においてはボーナス額の上昇傾向が見られるものの、中小企業においては、まだ「昨年と変わらない」状況のようです。
< 業界別 >
< 年代別 >
特に「ボーナス額は増えた」と回答した方の割合が多かった業界は、「コンサルティングファーム・シンクタンク」「金融・証券・保険」「旅行・観光」。「金融」や「旅行」など金融緩和や円安の影響を受けやすい業界が目立ちました。年代別では20代が「ボーナス額は増えた」と回答した割合が最も大きく、年齢が高くなるにつれて「ボーナス額は増えた」と回答した割合が小さくなっています。20代は、チームや部門業績より個人業績がボーナスに反映されやすいためと考えられます。
【問2】 「ボーナス額は増えた」と回答された方。昨年夏のボーナスと比較して、どの程度上がりましたか?
ボーナスUP額は「1万円以上~5万円未満」が最多で41.4%、続いて「5万円以上~10万円未満」が25.0%という結果になりました。「ボーナスによって自由に使えるお金(お小遣い)は増えましたか?」という質問に対しては、「毎月のお小遣いが増えた」は17.2%、「毎月の金額は変わらないが、臨時のお小遣いが出た」は10.2%でした。
【問2】 ボーナスが増えたことによって、 自由に使えるお金(毎月のお小遣い)は増えましたか?
「ボーナスが増えたことにより、使い道に変化が生じたか」については、「貯金額を増やす」という回答が最も多く、そのほかの回答として「昨年は旅行に行けなかったが今年は家族で北海道旅行に出かける」「ボーナス後のご褒美ディナーを昨年よりランクアップさせます」「母親へのプレゼントと自分の洋服を買って残りは貯金」「妻に内緒でへそくりした」などが挙げられました。
▼プレスリリース ダウンロード ⇒ 『[en]社会人の転職情報』夏の賞与調査
【調査概要/ その他の調査項目】
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:「[en]社会人の転職情報」利用者 2127名
■調査期間: 2013年6月20日~2013年6月23日
■その他の調査項目:下記の結果に興味のある方は、広報までお問合せください。
・ ボーナスの増加に伴い、お小遣いはどの程度増えましたか?
・ボーナスの額は、転職意向に影響を与えますか?
エン・ジャパン株式会社
広報担当 大原
TEL:03-3342-4506 FAX:03-3342-4507
E-mail:en-press@en-japan.com