4000人以上に聞いた、ダブルワーク意識調査
ダブルワーク経験者は57%で過去最高に。
ー『エン派遣』ユーザーアンケート集計結果ー
人材採用・入社後活躍のエン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営する日本最大級の派遣のお仕事まとめサイト『エン派遣』( https://haken.en-japan.com/ )上で、サイト利用者を対象に「ダブルワーク(副業)」についてアンケート調査を行ない、4,233名から回答を得ました。以下、概要をご報告します。
★ ダブルワークの経験者は57%と過去最高。
★ ダブルワークをした理由の第1位は「副収入が必要」。
★ ダブルワークに興味がある方の理由、上位は「貯金」「副収入」。
★ ダブルワークに求める勤務形態は「単発(10日以内)」で「土日の昼間」勤務。
「ダブルワークをしたことがありますか?」と伺ったところ、「ダブルワーク中」(17%)、「過去にある」(40%)で57%の方がダブルワークの経験をお持ちでした。2008年の調査開始以来、過去最高の水準です。有効求人倍率の高まりとともに、ダブルワークとして働きやすい仕事の選択肢も増え、経験者も増加していることが分かります。
【図1-a】ダブルワークをしたことがありますか?
【図1-b】ダブルワークをしたことがありますか?(2008年からの推移)※2011年のみ調査なし
「ダブルワーク中」「過去にある」と回答した方にダブルワークをした理由を伺ったところ、「副収入が必要」(67%)、「空いた時間の有効活用」(46%)が上位に挙がりました。経験した感想の第1位は、当初の目的を達成する「副収入が得られて良かった」(64%)、第2位は本業では得られない経験や知識が得られて「良い経験になった」(48%)、第3位は「体力的に大変だった」(43%)です。
具体的には『ダイニングバーで働き、普段の事務職と180度違う素の自分が出せて気分転換になった』(23歳女性)、『新聞配達は朝方の時間を有効活用でき、生活リズムも規則正しくなるのでオススメ』(26歳男性)、『商品の搬入など体を動かす仕事だったので、ジムの運動よりも気分転換になった』(37歳男性)、『マンションのモデルルーム案内受付のお仕事を単発でした。自身もマンションを買おうと思っていたので、ちょっとした裏情報も聞けて、とても参考になった』(39歳女性)などの声が寄せられています。
【図2】「ダブルワーク中」「過去にある」と回答された方に伺います。ダブルワークをしたのはなぜですか?(複数回答可)
【図3】「ダブルワーク中」「過去にある」と回答された方に伺います。ダブルワークをしてみていかがでしたか?(複数回答可)
ダブルワークの経験が「ないが興味はある」と回答した方にその理由を伺ったところ、「貯金をしたい」(64%)、「副収入が必要」(53%)と金銭的な理由が上位を占めました。
一方で本業の職場では副業が禁止されているケースも多く、『人前に出ない仕事だったので、バレずに働けた』という方から、マイナンバー制度によってダブルワークの存在が本業の会社にバレるのでは?回避方法を教えてほしい、という声が見られます。
【図4】ダブルワークの経験が「ないが興味はある」と回答された方に伺います。それはどのような理由からですか?(複数回答可)
ダブルワークで働く場合の希望を聞いたところ、期間は「単発(10日以内)」(60%)、時間帯は「土日の昼間」(44%)が最多です。メインの業務と重ならない時間に働きたい、という要望を反映する結果になりました。経験者からは『自分のキャパシティよりかなり抑え目に』『体調管理をしてメインに支障がでないように』というアドバイスが寄せられています。
【図5】ダブルワークで働く場合の希望期間を教えてください(複数回答可)
【図6】ダブルワークで働く場合の希望日と時間帯を教えてください(複数回答可)
【調査概要】
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:『エン派遣』を利用しているユーザー
■有効回答数:4,233名
■調査期間:2015年12月24日~2016年1月27日
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