嫁ブロック実態調査
44%の方が、嫁ブロックを理由に内定を辞退!
―『ミドルの転職』ユーザーアンケート集計結果―
人材採用・入社後活躍のエン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営する人材紹介会社集合サイト『ミドルの転職』( https://mid-tenshoku.com/ )上で、サイトを利用しているユーザーを対象に「嫁ブロック」についてアンケートを行ない、35歳以上の男性256名から回答を得ました。以下、概要をご報告します。
※嫁ブロック…妻に転職することを反対されること。
★ 4人に1人が、嫁ブロックを受けたことがあると回答。嫁ブロックの理由は、年収が下がるから。
★ 嫁ブロックを理由に内定辞退したことがある方は44%。そのうち約6割の方が「辞退してよかったと思う」と回答。
★ 嫁ブロックをされないために心がけていることは「普段から頻繁にコミュニケーションをとる」。
ミドル(35歳以上)の男性に、「嫁ブロックをされたことはありますか?」と伺ったところ、24%の方があると回答。4人に1人が「嫁ブロック」を経験していることがわかりました。また、嫁ブロックの理由としてもっとも多かったのは「年収が下がる」(42%)でした。年代別でみると、30代は年収に加え「有給休暇の取得率が低い」(57%)、「年間休日日数が少ない」(29%)、「残業が多そうだから」(29%)といった労働時間に関する理由が多いようです。
【図1】「嫁ブロック」をされた経験はありますか?
【図2】(嫁ブロックをされた経験がある方)その理由を教えて下さい。
「嫁ブロック」を理由に内定辞退をしたことがあるか伺ったところ、44%の方が「ある」と回答しました。その理由として『冷静になると妻の言い分が正しいと感じた』『働くには家族の協力が必要なので、迷惑をかけられないと思った』などが挙げられました。
また、嫁ブロックを理由に辞退したことをどう思うかについては、「辞退してよかったと思う」が63%と、配偶者を信じたことで良い結果に繋がっている方のほうが多いようです。『家族が大事だから』といったコメントに加え、『よくよく調べたら辞退先が倒産寸前の状態だったので止めてくれてよかった』など、冷静な判断させてくれたことに感謝するコメントも目立ちました。
【図3】(嫁ブロックをうけたことがある方)嫁ブロックを理由に内定を辞退したことはありますか?
嫁ブロックを理由に辞退したと回答した方のコメント
・家庭内での協力が得られない状態であれば、仕事のパフォーマンスが落ちると考えたため。(37歳)
・今までと生活リズムが変わることで、同居の家族に迷惑がかかるので、なるべく仕事のリズムが不安定なところはやめてほしいと言われた。(41歳)
・家族の時間が減る。(43歳)
・年収があまりに低く、上がる可能性も低かったので、お互いの同意の上。(44歳)
・落ち着いて考えると、女房の言い分の方が正しいし、理にかなっていると感じたから。(53歳)
【図4】(嫁ブロックをうけたことがある方)内定先を反対されて辞退したことをどう思われますか。
「辞退してよかったと思う」と回答した方のコメント
・結果的に家族間のトラブル、ストレスが減った。(34歳)
・新しい仕事に慣れることにもプレッシャーを感じることに加え、家庭内でネガティブな会話が増えたとしたら、何のために転職したのかわからなくなっていたと思うから。(37歳)
・辞退した先が、倒産寸前の状態になっていた。(44歳)
嫁ブロックをされないために普段から心がけていることを伺ったところ、もっとも多かったのは「普段から頻繁にコミュニケーションをとるようにしている」(45%)という回答でした。普段のコミュニケーションを通じてお互いの価値観や想いを知っておくことが嫁ブロックを受けないためにも重要だと考えている方が多いようです。
【図5】配偶者(パートナー)に転職を反対されないために、普段から心がけていることはありますか?※複数回答可
【調査概要】
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:『ミドルの転職』( https://mid-tenshoku.com/ )利用者
■有効回答数:35歳以上の男性256名
■調査期間:2016年3月1日~2016年3月31日
『ミドルの転職』 https://mid-tenshoku.com/
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