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ミドルの面接で企業が見ているポイントは 「専門性」「マネジメント能力」「仕事への熱意」。面接で高評価を得ると「給与額の交渉がしやすくなる」という声が多数。―『ミドルの転職』コンサルタントアンケート集計結果―

2018/02/27

人材採用・入社後活躍のエン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営するミドル層専用の転職求人サイト『ミドルの転職』( https://mid-tenshoku.com/ )上で、サイトを利用している転職コンサルタントを対象に「ミドルの面接で企業が見ているポイント」についてアンケートを行ない、110名から回答を得ました。以下、概要をご報告します。

 

調査結果 概要

★ ミドルの面接企業見ているポイント、「専門性」「マネジメント能力」「仕事への熱意」。

★ 50%の転職コンサルタントが「面接での高い評価獲得で、給与額交渉がしやすくなる」と回答。

★ 面接で悪印象を与える求職者の行動は、「応募先企業の理解不足」「ネガティブな転職理由」「現職(前職)企業の批判」。

 

調査結果 詳細

1:ミドルの面接で企業が見ているポイント、「専門性」「マネジメント能力」「仕事への熱意」。(図1

転職支援のプロである転職コンサルタントに、ミドルの面接で企業が見ているポイントについて質問したところ、「専門職種の知識・経験」(77%)が圧倒的多数を占めました。「ミドルは即戦力かつ既存社員に影響や感化を与える存在のため、経験知識豊富で実力もないと、入社後の組織運営に支障をきたすため」、「年代的に“ポテンシャル”という概念はないので専門性がもっとも重視される」といった、年齢や社会人歴と比例して専門性を求める企業が多いようです。

第2位は「マネジメント能力」(30%)。「マネージャーとしてのマネジメント能力とプレーヤーとしての能力、両方を期待しているケースが多い」、「配属先部門の指導・育成に発揮できるかどうかはもちろんのこと、配属先以外の部門に対しても貢献するマネジメント能力があるかどうかが重要」など、マネジメント能力は最低限の資質として期待している企業が多いことがうかがえます。

第3位は「仕事への取り組み方・熱意」(27%)。「何をしたいか、意欲、熱意が大事」、「転職する上でやる気があり、入社後も期待できる方を見るため」など、履歴書では見定められない部分を面接では確認しているケースが多いようです。

1】ミドルの面接時に、企業が重視しているポイントを教えてください。 複数回答可

 

 

250%の転職コンサルタントが「面接での高い評価獲得で、給与額交渉がしやすくなる」と回答。(図2

「面接での高い評価が及ぼす、内定獲得以外の好影響」を伺うと、第1位「給与額の交渉がしやすくなる」(50%)、第2位「入社後、組織に馴染みやすい」(36%)、第3位「当初の想定範囲を超えた給与額が提示される」(34%)でした。面接の評価は、入社後の処遇や活躍に影響を及ぼすことが分かりました。

2】面接での高い評価が及ぼす、内定獲得以外の好影響を教えてください。 複数回答可

 

 

3:面接で悪印象を与える求職者の行動は、「応募先企業の理解不足」「ネガティブな転職理由」「現職(前職)企業の批判3

「面接で悪印象を与える求職者の行動」を伺うと、第1位は「応募先企業の理解不足」(49%)でした。「面接とは営業と同じく、自分を買いたいと思ってもらえるための事前の研究や戦略が必要」「本当に転職をしたいのか?と人事が不安に思う」といった声が寄せられました。

同率で第2位「ネガティブな転職理由」、「現職(前職)企業の批判」(45%)でした。「ネガティブな転職理由」については、「マイナス、ネガティブな内容だけだと、その事象を乗り越える努力をしてこなかったにもかかわらず、批判だけするような人材だと思われてしまうため」「求職者への不信感、人間性への疑問を生じさせてしまう。責任転嫁しそうな人だと思われ、何かにつけ不満を言いそうで、一緒に仕事をしたくないと感じさせる」といった声が寄せられました。

「現職(前職)企業の批判」については、「現職(前職)に対し、何か自分で抵抗ないし環境を良くする策を示し、実行しようとしていない場合、他責傾向がある人材と捉えられる」、「会社に馴染まず、社内でトラブルを生じさせる印象を与える。また、早期に退職するリスクを感じさせてしまう」といった声が寄せられました。

面接官からの評判がいい人の特徴や具体的なエピソード、ミドルが面接に臨むにあたってのアドバイスもご紹介します。

 

3ミドルの面接において、求職者がやってしまいがちな悪印象を与える行動を教えてください。 複数回答可

 

面接官からの評判がいい人の特徴やエピソード
◯自分の意思がしっかりしていて、安定感があること。キャリアアップについてよく考えていること。話がくどくなく、スッキリ簡潔に伝える力があること。清潔感があること。
◯企業や面接官についてしっかりと事前研究をし、対策をしている。良い質問を準備し、面接官にたくさん喋らせる。その後、実務的なディスカッションに発展する。こういう人は共に仕事している姿を想像させる。
◯転職8回で50代の方。自分が即戦力として活躍できることをアピールするために、求人内容と自分の毛件・実績を照合し、資料をつくってわかりやすく説明した。ちょうど社長が在社だったので、1次面接のはずがいきなり最終面接となり採用が即決定した。

ミドルが面接に臨むにあたってのアドバイス
◯年齢上、即戦力が求められる事が前提になるため、応募先の企業研究とご自身のスキルの棚卸をしっかりと行い、合致している点を絞ってアピールされる事をお勧めします。
◯面接企業が求めている人材要件などをしっかりと把握した上で、これまでの経験や知識をどのように活かせるかを的確にアピールすること。また、転職理由~志望動機~キャリアプランの流れに一貫性を持たせることも重要。
◯いままでの経験を過信するのではなく、自分自身の持っているスキルがどのように転職先企業で活かせるのかをきちんと整理して、相手に伝えられるようにまとめておくこと。新卒時のポテンシャル採用とは異なり、根拠のない熱意だけで押し切れないのがミドルの転職。

 

【調査概要】
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:『ミドルの転職』( https://mid-tenshoku.com/ )を利用する転職コンサルタント
■有効回答数:110名
■調査期間: 2018年1月18日 ~ 1月29日

 

ミドル層専用の転職求人サイト ミドルの転職』 https://mid-tenshoku.com/

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▼プレスリリース ダウンロード 20180227_ミドル(面接ポイント)

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広報担当:森本、松田
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