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「2019年 冬の賞与(ボーナス)」実態調査
―『engage』アンケート― 5割の企業が「昨年と賞与支給額は変わらない予定」と回答。
「増額」は「減額」を大きく上回る結果に。

2019/10/24

人材採用・入社後活躍のエン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営する、0円から使える採用支援ツール『engage(エンゲージ)』( https://en-gage.net/ )を使っている企業を対象に「冬の賞与」に関するアンケートを実施。今年、冬季賞与を支給予定の企業1,631社から回答を得ました。以下、概要をご報告します。

 

調査結果 概要

★ 5割の企業が「昨年と賞与支給額は変わらない予定」と回答。「増額」は「減額」を大きく上回る結果に。

★ 賞与の増額率は「13%未満」が最多。増額理由は「社員の意欲向上」「業績好調」。

★ 賞与の減額率は「15%以上」が最多。減額理由は「業績不振」。

★ 「賞与」に関する悩み。第1位は「社員への評価、賞与の査定基準」、2位は「支給額による社員モチベーションへの影響」。

★ 半数の企業が「昨年より景気回復を感じない」と回答。

 

調査結果 詳細

15割の企業が「昨年と賞与支給額は変わらない予定」と回答。「増額」は「減額」を大きく上回る結果に。(図1~図3

「昨年(2018年)の冬季賞与支給額と比較して、今年の支給予定額に変動はありますか?」と伺ったところ、「賞与支給額は変わらない予定」(49%)が最多。「増額予定」は20%と「減額予定」(6%)を大きく上回りました。冬季賞与を「増額予定」と回答した割合が最も高い業種は「金融・コンサル関連」(36%)。他の業種に比べ、「減額予定」が目立ったのは「広告・出版・マスコミ関連」(20%)、「メーカー」(18%)でした。企業規模別の結果もご紹介します。

 

1】昨年(2018年)の冬季賞与支給額と比較して、今年の支給予定額に変動はありますか?

 

2】昨年(2018年)の冬季賞与支給額と比較して、今年の支給予定額に変動はありますか?(業種別)

 

図3】昨年(2018年)の冬季賞与支給額と比較して、今年の支給予定額に変動はありますか?(企業規模別)

 

 

2:賞与の増額率は「1~3%未満」が最多。増額理由は「社員の意欲向上」「業績好調」。(図4、図5)

冬季賞与を「増額予定」と回答した企業に増額率を伺ったところ、「1~3%未満」(26%)が最多でした。増額理由の第1位は「社員の意欲向上」(60%)、第2位は「業績が好調」(55%)でした。

 

4】冬季賞与を「増額予定」と回答した企業に伺います。昨年(2018年)の冬季賞与と比較し、何%程度増加しそうですか?

 

5】冬季賞与を「増額予定」と回答した企業に伺います。冬季賞与を増額する理由をお教えください。(複数回答可)

 

 

3:賞与の減額率は「15%以上」が最多。減額理由は「業績不振」。(図6、図7)

冬季賞与を「減額予定」と回答した企業に減額率を伺ったところ、第1位は「15%以上」(15%)、次いで「10%~15%未満」(14%)でした。減額理由は「業績不振」(79%)が最多でした。

 

6】冬季賞与を「減額予定」と回答した企業に伺います。昨年(2018年)の冬季賞与と比較し、何%程度減少しそうですか?

 

7】冬季賞与を「減額予定」と回答した企業に伺います。冬季賞与を減額する理由をお教えください。(複数回答可)

 

 

4:「賞与」に関する悩み。第1位は「社員への評価、賞与の査定基準」、2位は「支給額による社員モチベーションへの影響」。(図8

社員への賞与支給に関する悩みを伺うと、第1位は「社員への評価・賞与の査定基準への悩み」(34%)でした。「評価基準をよりオープンにしてほしいとの要望はあるが、経営者の意向もあり実現していない」(業種:メーカー/従業員数:51~100名)、「社員のスキルや実績に応じて賞与額を設定したいが、その基準をどう設定するか悩んでいる」(広告・出版・マスコミ関連/101名~300名)という声が寄せられました。

第2位は「賞与の支給額による社員モチベーションへの影響」(32%)でした。「社員同士がお互いの賞与額を共有する可能性があるため、モチベーションに影響が出る社員もでてくるかもしれない」(サービス関連/1~50名)、「賞与支給の際に社員面談がなく、支給額だけしか分からない。何を評価されているのか、次にどこを頑張れば賞与が上がるのかが分かりづらく、モチベーションにつながりにくい」(IT・情報処理・インターネット関連/1001名以上)という声が挙がりました。

 

図8】社員への賞与支給に関して、悩みや課題をお教えください。(複数回答可)

 

 

5:半数の企業が「昨年より景気回復を感じない」と回答。(図9)

「昨年(2018年)と比較し、景気の上昇や回復を実感できていますか?」と伺うと、48%が「感じない」(まったく感じない:22%、どちらかというと感じない:26%)と回答。「感じる」(非常に感じる:2%、どちらかというと感じる:13%)は15%と、景気回復を感じない企業が2倍以上上回る結果となりました。

 

図9】昨年(2018年)と比較し、景気の上昇や回復を実感できていますか?


【調査概要】
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:『engage』( https://en-gage.net/ )を利用している、今年、冬季賞与を支給予定の企業
■有効回答数:1,631社
■調査期間:2019年9月12日~10月15日

 

 

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▼プレスリリース ダウンロード 20191024_engage(冬季賞与)

エン・ジャパン株式会社
広報担当:大原、松田、清水、西春
TEL:03-3342-6590 FAX:03-3342-4683
E-mail:en-press@en-japan.com