定額制研修サービス『エンカレッジ』
2019年 人気講座ランキング! 管理職は「ビジネスコミュニケーション」、
一般社員は「指示の受け方・報告の仕方」が第1位を獲得
人材採用・入社後活躍のエン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営する定額制研修サービス『エンカレッジ』( http://en-college.en-japan.com/ )の人気講座ランキングを発表いたします。本ランキングは社会で求められている教育研修ニーズを測るために2013年から発表しており、今年で6回目です。今年は管理職・一般社員共に、コミュニケーション関連の講座が上位にランクインしました。以下、詳細をご報告いたします。
1位:ビジネスコミュニケーション1 ~分析ツールを用いた自己理解 編~
2位:部下の叱り方 ~言いにくいことの指摘と称賛方法~
3位:タイムマネジメント ~成果をあげるための時間と業務の管理術~
4位:ビジネスコミュニケーション2 ~他者理解と効果的な関わり方 編~
5位:OJT指導1 ~指導領域と関わり方 編~
6位:部下・後輩指導に必要な2つの指導スタイル ~目標達成機能と集団維持機能のポイント~
7位:コーチングの基本1 ~信頼関係を築くためのスキル 編~
8位:多様な考えの取り入れ方 ~無意識の固定観念に気づく~
9位:ロジカルな問題解決方法1 ~問題分析 編~
10位:強いチームの共通点 ~プロセス管理とチームビジョンの明確化~
※集計期間: 2018年12月1日~2019年12月1日
1位:指示の受け方・報告の仕方 ~コミュニケーションのズレをなくすヒント~
2位:仕事の段取り・組み立て方 ~計画の立て方と優先順位のポイント~
3位:仕事で注意すべき言葉遣い ~避けたい表現・適切な表現~
4位:ビジネスコミュニケーションの基本 ~率直に伝えて信頼関係をつくるための技術~
5位:人前での話し方 ~伝え上手になるための基本スキル~
6位:ビジネスEメールの基本
7位:ビジネスライティングの基本 ~論理的な文章作成の6つのヒント~
8位:ロジカルな問題解決方法1 ~問題分析 編~
9位:ロジカルエクスプレッション ~論理的表現力の強化法~
10位:タイムマネジメント ~成果をあげるための時間と業務の管理術~
※集計期間: 2018年12月1日~2019年12月1日
2019年のランキングの特徴は、「管理職」・「一般社員」ともに、“コミュニケーション”に関連する講座が上位にランクインしたこと。上司も部下も、お互いのコミュニケーションに課題を感じていることが見受けられます。
役職別にみると、「管理職」では『部下の叱り方』が第2位にランクイン。これは、2019年5月に成立した「パワハラ防止法」が影響していると推察されます。2020年から、まず大企業で施行される流れを受け、上司としては部下への指摘の仕方に関心を持たざるを得ないのではないでしょうか。
働き方改革の影響もあり、更なる生産性の向上が求められる中、『タイムマネジメント』が第3位にランクインしました。部下指導の観点で、“時間と成果の管理スキル”を改めて会得したいというニーズが増えているようです。
「一般社員」のランキングでは、基礎的なコミュニケーションに関する講座が大半を占めました。働き方改革も影響し、上司からはより端的なコミュニケーションが求められる中、そこに苦労する若手社員が積極的に受講しているようです。また、企業は社員教育に割く人員や時間の縮小、マネジメント未経験の管理職増加も相まって、外部研修を利用して基礎的なビジネススキルの指導をアウトソースする傾向が伺えます。
その他、特徴的なこととして管理職のランキングに『多様な考えの取り入れ方』が今回初めてランクイン。多様性(ダイバーシティ)を受け入れる姿勢は、以前より企業に求められていました。2013年の調査開始以来初めてランクインしたことから、ダイバーシティ推進に取り組む企業の増加が窺えます。
1位:ビジネスEメールの基本
2位:指示の受け方・報告の仕方 ~コミュニケーションのズレをなくすヒント~
3位:仕事の段取り・組み立て方 ~計画の立て方と優先順位のポイント~
1位:仕事の段取り・組み立て方 ~計画の立て方と優先順位のポイント~
2位:指示の受け方・報告の仕方 ~コミュニケーションのズレをなくすヒント~
3位:ビジネスコミュニケーションの基本 ~率直に伝えて信頼関係をつくるための技術~
1位:若手社員に必要な仕事観 ~厳しいビジネス環境で生き残っていくために
2位:指示の受け方・報告の仕方 ~コミュニケーションのズレをなくすヒント~
3位:若手社員に必要な社内情報の取り扱い方 ~ソーシャルメディア時代における情報リスク~
1位:指示の受け方・報告の仕方 ~コミュニケーションのズレをなくすヒント~
2位:仕事で注意すべき言葉遣い ~避けたい表現・適切な表現~
3位:若手社員に必要な社内情報の取り扱い方 ~ソーシャルメディア時代における情報リスク~
1位:指示の受け方・報告の仕方 ~コミュニケーションのズレをなくすヒント~
2位:仕事の段取り・組み立て方 ~計画の立て方と優先順位のポイント~
3位:人前での話し方 ~伝え上手になるための基本スキル~
※集計期間: 2018年12月1日~2019年12月1日
職種別にみると、まず「営業職」では、基礎的なビジネススキルを学ぶ講座が大半を占めています。デジタルネイティブ世代の若手社員にとって、慣れ親しんでいるコミュニケーションツールは、スマートフォンでのSNS。PC操作やビジネスメールの使用経験が少なく、イチから指導する必要があります。特に「営業職」は対お客様の仕事。基本的なビジネススキル(マナー)不足を危惧した企業が、若手社員に受講を勧めるケースが増えているようです。「サービス・販売職」や「クリエイティブ職」では『若手社員に必要な社内情報の取り扱い方』がランクイン。相次いだ“バイトテロ”や“企業SNSの炎上事件”などで、コンプライアンス強化に乗り出す企業が続出していることの影響と思われます。
「技術職」や「クリエイティブ職」で上位を占めたのは、コミュニケーション関連の講座です。テクノロジーの進化にともない、技術系やクリエイティブ系の定型業務においては、徐々に自動化へシフト。一方で、まだまだアナログなコミュニケーションは多く発生し、人を省いて業務を行なうことは不可能な状況です。また、加速するデジタル化の中で、社員は”人”だからこその付加価値の発揮や生産性向上を強く期待されています。職種や分野に問わず、いずれ機械やAIに代替されることを憂い、ヒューマンスキルを高めるべく、コミュニケーション関連の講座は引き続き需要が高いと感じます。
【調査概要】
■調査対象:人材活躍支援サービス『エンカレッジ』の受講者
■調査対象期間:2018年12月1日~2019年12月1日
■調査対象者:管理職のべ3,533名、一般社員のべ7,182名
『エンカレッジ』は、エン・ジャパンが独自に定義した【どのような状況に置かれても活躍できる力】である【CareerSelectability®(キャリア自己選択力®)】が身につく社員教育サービスです。【CareerSelectability®(キャリア自己選択力®)】は26項目の考え方・能力から成り立っており、それらに紐づくテーマを中心に新人から経営層向けまでの幅広い講座を提供しています。社員の多様化する働き方にあわせ、通学とe-ラーニングのどちらでも講座を受講できます。
▼プレスリリース ダウンロード 20191224_2019年エンカレッジ人気講座ランキング
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