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2021年10月度の派遣平均時給は1,615円
2ヵ月ぶりに前月比マイナスを記録。 年末の繁忙期に向け軽作業系の案件数が増加。
他職種より時給が低いため、平均時給を下落させる結果に。
『エン派遣』三大都市圏 募集時平均時給レポート

2021/11/17

人材採用・入社後活躍のエン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営する日本最大級の派遣のお仕事探しサイト『エン派遣』(https://haken.en-japan.com/)では、サイトに掲載されたすべての職種(※)の求人情報をエリア別(※)に集計し、募集時の平均時給分析を行なっています。2021年10月度の集計結果がまとまりましたので、お知らせします。

※『エン派遣』上で分類されている職種、エリア

概況

10月度の三大都市圏平均時給は、1,6152ヵ月ぶりに前月比マイナスを記録。

2021年10月度の三大都市圏平均時給は1,615円、前月比-8円・0.5%減、前年同月比+38円・2.4%増と、2か月ぶりに前月比マイナスを記録しました。時給下落要因は、他職種より時給の低い軽作業系の案件数増加です。軽作業系は、クリスマスやお歳暮などの年末イベントに向け、繁忙期を迎えています。昨年まではアルバイトなど直接雇用メインに人員を充足していましたが、新型コロナウイルスの感染数減少に伴う各業界の採用再開により、採用難度は上昇。直接雇用だけでは人材を充足させることが難しく、派遣会社への依頼が増加しています。採用難度が首都圏より高く、時給帯の低い郊外エリアの採用も多いことから軽作業系の時給は先月よりも下落。軽作業系の案件数増加と時給自体の下落が、平均時給の引き下げに影響を及ぼしています。また、介護系では新型コロナウイルスの感染数減少により、デイサービスの利用を再開する方が増加。利用再開に伴い、採用も再開されています。介護系も他職種より時給が低いため、案件数増加が平均時給引き下げの一因となっています。

 

10月度の三大都市圏職種別平均時給は、オフィスワーク系、営業・販売・サービス系、IT系、技術系、医療・介護系で前年同月比プラス。

職種別平均時給は、オフィスワーク系、営業・販売・サービス系、IT系、技術系、医療・介護系で前年同月比プラスでした。具体的な時給額は「オフィスワーク系」職種が1,577円(前月比+7円・0.4%増、前年同月比+17円・1.1%増)、「営業・販売・サービス系」職種が1,516円(同+1円・0.1%増、同+18円・1.2%増)、「クリエイティブ系」職種が1,901円(同+17円・0.9%増、同+19円・1.0%増)、「IT系」職種が2,339円(同+3円・0.1%増、同+69円・3.0%増)、「技術系」職種が1,927円(同+24円・1.3%増、同+39円・2.1%増)、「医療・介護系」職種が1,355円(同横ばい、同+27円・2.1%増)でした。

 

10月度のエリア別平均時給は、全エリアで前年同月比プラスを記録。

エリア別平均時給は、全エリアで前年同月比プラスを記録。具体的な時給額は、関東エリアは1,699円(前月比-8円・0.5%減、前年同月比+60円・3.6%増)、東海エリアは1,409円(同-3円・0.2%減、同+11円・0.8%増)、関西エリアは1,441円(同+1円・0.1%増、同+28円・2.0%増)でした。

 

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▼プレスリリース ダウンロード 20211117_エン派遣(2021年10月度派遣時給)

▽三大都市圏外エリアの派遣時給 2021117_エン派遣(2021年10月度派遣時給_三大都市圏外)

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