2022年7月度の派遣平均時給は1,628円
オフィスワーク系・IT系・軽作業系で過去最高時給を更新 『エン派遣』三大都市圏 募集時平均時給レポート
人材採用・入社後活躍のエン・ジャパン株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：鈴木孝二）が運営する日本最大級の派遣のお仕事探しサイト『エン派遣』（https://haken.en-japan.com/）では、サイトに掲載されたすべての職種（※）の求人情報をエリア別（※）に集計し、募集時の平均時給分析を行なっています。2022年7月度の集計結果がまとまりましたので、お知らせします。
※『エン派遣』上で分類されている職種、エリア
2022年7月度の三大都市圏平均時給は1,628円、前月比+14円・0.9%増、前年同月比+3円・0.2%増と前年同月比プラスでした。全職種で前年同月比プラス、オフィスワーク系・IT系・軽作業系では過去最高時給を記録しました。オフィスワーク系では、経済活動の再開に向け、営業事務、総務・人事などの求人数が増加。コロナ禍で採用を控えていたテレビ局や芸能事務所などエンタメ業界も採用を再開しました。夏フェスなどのオフラインイベントの再開に伴い、集客やチケット販売に伴う事務求人が増加。都市部の求人が多いため時給が高くなり、平均時給を引き上げる要因になりました。
IT系では、企業のDX・EC化に伴う需要が活発な状況です。採用難度が高いため、各社が時給を引き上げ、平均時給が上昇。また、感染数拡大に伴い在宅勤務の求人が増加しています。在宅で自律して業務遂行ができる高いスキルが必要なため、各社時給を引き上げました。
軽作業系では、EC化が広がったことでオンラインでの購買者が増加。新たに物流倉庫が建設されるなど、梱包や検品の求人需要が活況です。さらに7月は、特に新型コロナウイルス関連の求人が増加。感染者数の拡大にあわせて、自宅療養者向けの支援物資のピッキングや、抗原検査キットの組み立てなどの求人が目立ちます。需要の増加に加え、同一労働同一賃金の影響で昨年よりも時給が引き上げられた求人が多く、時給上昇の一因となっています。
職種別平均時給は、全職種で前年同月比プラスでした。具体的な時給額は「オフィスワーク系」職種が1,599円（前月比+1円・0.1%増、前年同月比+37円・2.4%増）、「営業・販売・サービス系」職種が1,550円（同+11円・0.7%増、同+30円・2.0%増）、「クリエイティブ系」職種が1,986円（同-10円・0.5%減、同+73円・3.8%増）、「IT系」職種が2,420円（同+61円・2.6%増、同+78円・3.3%増）、「技術系」職種が1,954円（同+8円・0.4%増、同+55円・2.9%増）、「医療・介護系」職種が1,377円（同-7円・0.5%減、同+12円・0.9%増）、 「その他」職種が1,289円（同横ばい、同+65円・5.3%増）でした。
エリア別平均時給は、東海エリアと関西エリアで前年同月比プラスを記録。具体的な時給額は、関東エリアは1,708円（前月比+19円・1.1%増、前年同月比-6円・0.3%減）、東海エリアは1,415円（同-8円・0.6%減、同+6円・0.4%増）、関西エリアは1,451円（同+5円・0.3%増、同+14円・1.0%増）でした。
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▼プレスリリース ダウンロード 20220817_エン派遣（7月度派遣時給）
▽三大都市圏外エリアの派遣時給 20220817_エン派遣（2022年7月度派遣時給_三大都市圏外）
エン・ジャパン株式会社
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