ニュース詳細
すべて コーポレート サービス 調査・データ

7000人に聞いた「アフターコロナの働き方」調査
ー『エン転職』ユーザーアンケートー 5類化後の働き方は「毎日出社」53%、「完全在宅勤務」19%。
「毎日出社」を希望する20代、30代は2割未満に。

2023/08/22

エン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営する総合満足度No.1(※)日本最大級の総合求人サイト『エン転職』(https://employment.en-japan.com/)上で、ユーザーを対象に「アフターコロナの働き方」についてアンケートを実施し、 7,783名から回答を得ました。以下、概要をご報告します。

※2018年~2023年オリコン顧客満足度調査「転職サイト」ランキング総合1位(https://career.oricon.co.jp/rank-job-change/

調査結果 概要

★ 5類化後の働き方は「毎日出社」53%、「テレワーク」19%、「ハイブリッドワーク」19%。毎日出社の比率、業種別では「インフラ系」と「IT系」の間で28ポイントの開き。

★ 5類化後、出社が増えた方は10%。出社頻度の増加に対する所感、40代以上が最も好意的な受け止め。増加したことによるメリット、第1位は「コミュニケーション不足の解消」。

★ 理想の出社頻度、63%が「週3日以上」と回答するも、毎日出社」を希望する20代、30代は2割未満に。

調査結果 詳細

15類化後の働き方は「毎日出社」53%、「テレワーク」19%、「ハイブリッドワーク」19%。毎日出社の比率、業種別では「インフラ系」と「IT系」の間で最大28ポイントの開き。 (図12

2023年5月8日、新型コロナウイルスが5類化に移行し、オフィス回帰が進む現在。現在の会社への出社頻度を伺うと、「毎日出社」は53%、「出社していない(テレワーク)」は19%、出社とテレワークを掛け合わせて週何日か出社する「ハイブリッドワーク」は19%でした。業種別で見ると、「毎日出社」の比率が最も高いのは「インフラ」(65%)、最も低いのは「IT・通信・インターネット」(37%)で、28ポイントの開きがありました。

 

1】現在、あなたはどのくらいの頻度で出社していますか?

 

2】現在、あなたはどのくらいの頻度で出社していますか?(業種別)

 

25類化後、出社が増えた方は10%。出社頻度の増加に対する所感、40代以上が最も好意的な受け止め。増加したことによるメリット、第1位は「コミュニケーション不足の解消」。(図35

5類化に伴って出社頻度に変化があったかを伺うと、「出社が増えた」と回答した方は10%でした。出社頻度の増加に対する所感を伺うと、「良いと思う」は56%(とても良いと思う:21%、まあまあ良いと思う:35%)で、半数以上が好意的な受け止めであることが分かりました。年代別で見ると、20代が51%、30代が50%だったのに対し、40代以上は60%と最も高い比率でした。具体的な理由も紹介します。

「出社が増えてよかったこと」については、「雑談など、コミュニケーション不足が解消された」が45%で最多でした。

 

図3】新型コロナの「5類化」に伴い、あなたの会社の出社頻度は変わりましたか?

 

4】出社頻度を増やす企業に対し、どう思いますか?(年代別)

 

Q. 出社を増やす企業に対しどう思うか、回答の理由を教えてください。

▼ 「とても良いと思う」「まあまあ良いと思う」と回答した方
・コロナも落ち着いてきたため、テレワークだと支障が出ていた部分を出勤を以前と同じ体制に戻して補っていったほうがいいと思う。(20代/女性)
・リモートのほうが経費削減、効率化というメリットがあると思うが、やはり出社はオンオフの切り替えができ、仕事以外の交流や協調性が生まれると思うため。(30代/女性)
・在宅勤務はコミュニケーション不足にも繋がるし、普段休めるはずの家が仕事場所になるため、休めている感覚が無くなる。仕事と休日の切り替えが難しくなる。(40代/男性)

▼ 「あまり良いと思わない」「良くないと思う」と回答した方
・コロナ禍でリモートワークをが可能だと判断できたのに、必要なく出社させる事に意義を感じない。(20代/女性)
・5類になったとしても感染リスクは以前と全く変わらないので、テレワークは存続させるべき。(30代/男性)
・現在の勤務先が、コロナ禍でも全出勤で時代遅れだと感じた。多様な働き方が浸透してきた中で、出社を増やす企業は、時代を逆行しているようで違和感を感じる。(40代/男性)

 

5】5類化に伴い、出社増えた方に伺います。増えてよかったことはありますか?(年代別/複数回答可)

 

3:理想の出社頻度、63%が「週3日以上」と回答するも、「毎日出社」を希望する20代、30代は2割未満。(図6、7)

理想の出社頻度を伺うと、「週3日以上」を希望する方が63%(毎日出社、週4日出社、週3日出社:それぞれ21%)でした。年代別で見ると、週3日以上を希望する方が多いことに違いはありませんでしたが、「毎日出社」の回答割合に違いが見られました。40代以上が26%に対し、20代は14%、30代は16%と2割を下回りました。

出社頻度は、転職活動における企業選びにどの程度影響するかを伺うと、「影響する」と回答した方は63%(とても影響する:30%、少し影響する:33%)でした。具体的な理由も紹介します。

 

図6】あなたの理想の出社頻度を教えてください。

 

図7】転職活動をする上で、出社頻度やテレワーク等の働き方は、企業選びにどの程度影響しますか?

 

Q.転職活動をする上で、出社頻度やテレワーク等の働き方は、企業選びにどの程度影響するか、 回答の理由を教えてください。

▼ 「とても影響する」「少し影響する」と回答した方
・接客業からIT系に転職したときテレワーク勤務になったが、改めて接客業で人と話すことの楽しさを感じた。テレワークがほとんどない職場を探している。(20代/女性)
・テレワークの環境を整えることができない企業は、できる企業と比較すると、資金面で不安を感じてしまうため。また導入すらしていない企業は、社員の健康や安全を軽視しているのではと推察してしまうから。(30代/男性)
・自宅にオンラインで働く環境が無いため、出社できる企業を探している。(40代/男性)

▼ 「あまり影響しない」「わからない」と回答した方
・企業によって理由が様々あると思うため。リモート上で仕事が完結するならその方針に従うし、出社しなければコミュニケーションに支障が出るのであれば、その方針に従う。(20代/女性)
・出社頻度を重要視しすぎると仕事の幅が狭まるため。(30代/男性)
・自宅付近で探しているため、全出社でも構わない。(40代/女性)

 

調査概要
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:『エン転職』(https://employment.en-japan.com/)を利用するユーザー
■調査期間:2023年6月28日~7月27日
■有効回答数:7,783名

 

これが定番。総合満足度No.1の求人情報サイト『エン転職』https://employment.en-japan.com/

会員数1000万人超を誇る、日本最大級の総合求人サイトです。エンの担当者が求人企業を取材し、良い点もそうでない点も正直に記載。さらに現社員や元社員のクチコミ、それに対する企業担当者のコメントなど多面的な情報提供により、ミスマッチのない「人と企業の出会い」を支援します。

※2018年~2023年オリコン顧客満足度調査「転職サイト」ランキング総合1位(https://career.oricon.co.jp/rank-job-change/

 

▼プレスリリース ダウンロード 20230822_エン転職(アフターコロナの働き方)

エン・ジャパン株式会社
広報担当:清水、高田、齊藤
TEL:03-3342-6590
E-mail:en-press@en-japan.com