2024年2月度 派遣社員の平均時給は1,683円
18ヵ月連続で前年同月比プラスを記録。
待遇・働き方の改善踏まえ、「あえて派遣」の傾向が強まる。 『エン派遣』三大都市圏 募集時平均時給レポート
エン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営する日本最大級の派遣のお仕事探しサイト『エン派遣』(https://haken.en-japan.com/)では、サイトに掲載されたすべての職種(※)の求人情報をエリア別(※)に集計し、募集時の平均時給分析を行なっています。2024年2月度の集計結果がまとまりましたので、お知らせします。 ※『エン派遣』上で分類されている職種、エリア
2024年2月度の三大都市圏平均時給は1,683円(前月比-5円・0.3%減、前年同月比+26円・1.6%増)で、前年同月比を18ヵ月連続で上回りました。
2月は、前月に続き4月開始の求人が多数登場。例年、1年間で最も求人数が多くなるタイミングですが、今年2月はコロナ禍以降初めて2019年度の求人数を上回る結果になりました。時給上昇の背景には、求人数増加による競争の激化が挙げられます。
オフィスワーク系では「採用サポート」「人事アシスタント」といった、採用を補助するポジションの求人が増加。4月に向けて仕事探しをする方が多いため、候補者との面接の日程調整や、会社説明会の準備など幅広い人事業務において人手が必要になっています。
「人の入れ替わり」にともなう求人は、IT系にも登場しています。ヘルプデスクの求人数は、前月比130%、前年同月比150%と大幅に増加。社内システムのユーザー登録/削除、スマホやPC端末の貸与/回収など、業務の幅が広く、かつ対象者数も一気に増加するタイミングであるため、経験豊富な派遣社員に一時的に業務をお任せする企業も少なくありません。またこれらは短期での募集になるため、時給は高めに設定される傾向です。
昨年と比較しても、増加傾向の派遣スタッフ(※1) 。派遣を選ぶ理由(※2)を伺うと、上位には「勤務時間や頻度を選ぶため」「できる/やりたい仕事で働くため」 がランクインしました。育児や介護、年収の壁など制約がある中で選択する方も多い一方、複業や自身のライフスタイルに合わせて、あえて派遣を選択する方も増えている印象です。競争が激化する中では時給の改善にのみ目が向けられがちですが、昨今は特に、勤務頻度や業務範囲など「働き方」そのものも合わせた見直しが求められています。
※1 総務省「労働力調査」
※2 『エン派遣』ユーザーアンケートー3700人に聞いた「派遣を選ぶ理由」調査 https://corp.en-Japan.com/newsrelease/2023/33958.html
派遣で仕事を探す求職者と全国の人材派遣会社を結ぶ、日本最大級の派遣情報集合サイト。派遣で働きたい人のさまざまなニーズと、派遣会社の持つ仕事情報のマッチングを重視したサイト設計が特長です。どんな仕事情報も埋もれさせることなく、それを希望する派遣ユーザーにお届けします。
▼プレスリリース ダウンロード 20240319_エン派遣(2月度派遣時給)
▽三大都市圏外エリアの派遣時給 20240319_エン派遣(2月度派遣時給_三大都市圏以外)
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