50代の転職者数、6年で4倍に増加。
ー『ミドルの転職』転職者分析ー 転職後年収が増加したミドルは、昨年比8ポイント増。
一方、面接や受入れ体制など、ミドル人材の採用に慣れていない企業も。
エン・ジャパン株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役社長：鈴木孝二）は、ミドル世代のための転職サイト『ミドルの転職』（https://mid-tenshoku.com/）の転職者分析を行ないました。『ミドルの転職』を通じて転職した35歳～59歳の転職者数と、転職前後の賃金変動についてまとめましたので、ご報告いたします。
2023年（1月～12月）の転職者数は、2018年比で208％と2倍以上に増加しており、ミドル世代においても流動化が進んでいます。特に50代は2018年比400％と、6年で4倍にまで増加しました。2023年に転職した方の年収変動においても、転職決定時年収が前職から上がった方の割合が、2022年比で8ポイント増加しました。50代でも4ポイントの増加となりました。
ミドル世代の需要の高まりの背景には、人材不足による採用ターゲット年齢の引き上げが挙げられます。またコロナ禍を踏まえ、今後も不測の事態に備えるため、経験者採用へシフトする企業も増加しました。さらに、定年年齢や年金支給年齢の引き上げによる、求職者側の労働意欲の高まりも影響しています。
一方で、面接や受入れ体制など、ミドル人材の採用に慣れていない企業も少なくありません。ミドル世代は豊富な経験や知識を持ち合わせており、 やりたいこと（WILL）とできること（CAN）が一致している方が多い傾向に。ご家庭をお持ちの方も多く、20代の求職者と比べて条件面や働き方、ミッションなど、より細かなすり合わせが必要になってきます。また年齢や経験値的に、経営層に近いポジションで採用するケースも多いため、企業が大事にしている考えや文化なども認識を揃えておくことが求められるでしょう。
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▼プレスリリース ダウンロード 20240327_ミドルの転職（転職者分析）
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