これからのVUCA時代を生き抜くための「仕事価値観」と「どこでも通用する力」―I&WとCSA―

2021/01/09 UPDATE
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これからのVUCA時代を生き抜くために

 Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字をとった「VUCA」の時代。そう言われ始めて久しいですが、昨今、その傾向は加速しています。テクノロジーの急発展、国際関係の変化。加えて新型コロナウイルス感染症の拡大。先行きの不透明さは増し、世界はますます混迷を極めています。

 大企業・有名企業、あらゆる企業に、いつ存続の危機が訪れてもおかしくない状況。長寿化で一人ひとりの仕事人生が長くなる中、人生を通じてひとつの企業だけに頼ることは現実的ではなくなりました。必要なのは、転職や職種転換、起業・独立など、どのような選択や環境変化にも対応できるようになることです。

 これからの時代、社会が激変する中で生き抜き、活躍し続けるためにはどうすればよいのか?その問いに答えるべく、私たち「入社後活躍研究所」の研究成果をまとめたのが本書です。

 ポイントは2つあります。一つは仕事に関する「価値観」をアップデートすること。これが全ての土台となります。もう一つが、「どこでも通用する力」とはどんなものかを知り、日々の仕事を通じて意識的に高めていくことです。

 それができれば、変化の中でも道を切り開くことができる。経済的にも、精神的にも充実した仕事人生を実現しやすくなるはずです。本書が少しでも「これからの仕事人生」のヒントになり、長期的な活躍に役立てば幸いです。



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