エン・ジャパン エンジニア採用

クロストーク

小澤 正幸
VPoE
寺田 輝之
デジタルプロダクト
開発本部長
プロダクト開発部門の長である取締役・寺田さんと、
エンジニアを率いるVPoE・小澤さん。
よき友人でもあるトップ2人の対談をお届けします。
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Masayuki Kozawa
小澤 正幸
VPoE

engage/エンゲージのエンジニアリング組織を率いるVPoE。寺田さんのことは「寺田さん」と呼んでいるが、「コザーん」に合わせて「テラーん」等に変えるべきか悩んでいる。

Teruyuki Terada
寺田 輝之
デジタルプロダクト開発本部長

エン・ジャパン取締役、デジタルプロダクト開発本部長。こざわさんを「コザん/コザーん」と呼ぶ唯一の存在(コザワさん→コザさん→コザん/コザーん、という変遷)。

もともとはエン・ジャパン×LINEの合同プロジェクトで出会った2人。仕事への向き合い方やジョークのセンスなど気が合う部分が多く、プロジェクトが終わった後もしばしば飲みに行く仲になったのだとか。そんな縁から始まり、今ではエンで一緒に働く仲間に。開発本部長とVPoEであり、同い年の友人でもある2人の関係性や、エンの魅力について語ってもらいました。

「コザーんは、日本一のエンジニア」

お二人は仲が良いだけでなく、ふだんの会話から信頼し合っている感じが伝わってきます。お互いのことをどのように思われているんでしょうか?

Teruyuki Terada
寺田

僕は、コザーんは日本一のエンジニアだと思ってる。めちゃくちゃリスペクトしてますね。

僕みたいな企画側の人って何がやりたいかは言えるけど、その作り方は自分ではわからない。その実現の方法、Howの部分を思いきり託せる人がコザーんだと思ってる。LINEとのプロジェクトで初めて会ったときもそうだけど、企画の人が描いた「絵」の意図を一発で理解して、初回のミーティングで「今回やりたいのってこういうことで、そのためにはこういうシステムが必要ですよね」ってささっと図解できちゃうような人なんだよね。しかも、出来上がるものが普通じゃなくてエクセレント。いろんなパートナーとやりとりしてきたけど、こんなにずば抜けて優秀な人は初めてだって思った。

例えば僕はディズニーとかピクサーがすごく好きだけど、ああいうコンテンツってストーリーだけじゃなくて、撮影技術とか3D技術とか、そういうテクニカルな部分もすごい。コザーんはそういう技術力を持っていて、めちゃくちゃ賢くて知識も豊富。やりたいって言ってるのってこういうことでしょ?こうしたらできるよ。合ってる?みたいな会話ができる。で、僕のやりたいことを手品みたいに形にしてくれるから、楽しくて仕方ないんだよね。

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「寺田さんは、僕にないものを持っている」
Masayuki Kozawa
小澤

いろいろ褒めてもらってありがとうございます(笑)。寺田さんはとにかく「いいやつ」っていうのと、僕からすると、自分が持ってない部分を持ってる人かなーって思う。ゼロイチでいろいろなアイデアが出てくるっていうのもそうだし、早いうちから「偉い人」をやってるから、組織の動かし方というのか、求められる役割に合った立ち回りとかも身についててすごいなと思ってます。

Teruyuki Terada
寺田

お互いに持ってない部分を補ってるんだろうね。
あともうひとつコザーんの良いところは、誠実さ。相手に媚びたり顔色を伺ったりするんじゃなくて、言うべきことはきちんと伝えてくれる。だからすごく信頼できる。それは開発でもそうだし、それこそエンジニアまわりの制度の整備とか、組織運営とかでもそう。

コザーんに相談することが多いのは、自分で考えても「これ、まだ本質つかめてないなー」と思うとき。こんなふうにやったら上手くいきそうだけど、なーんか芯食ってないなーと思うときに、ちょっと意見聞かせてよ、というと本質に近いものが返ってくる。信頼できる相談相手って感じかな。賢さと優しさを兼ね備えた人だと思ってる。

……ただ、コザーんも忙しいから、たまに「置きに来たな」っていう提案してくることもあるよね。そういうときは「それじゃダメなんだよなー!」って正直に伝えると、もう一回考えてくれる(笑)。

Masayuki Kozawa
小澤

「やっぱダメかー」ってね。まあでも、こういうやりとりができるほうが健全だとは思う。

Teruyuki Terada
寺田

ね。

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ものづくりの哲学は共通。
違う道を通って、
同じところにたどり着いた
感覚。
お互いにないものを補い合っている関係、素敵ですね。逆に共通していると感じるのはどんなところでしょうか?
Masayuki Kozawa
小澤

ものづくりの哲学、みたいなものは共通してるかな。「自分のところで運営していくサービスとかプロダクトでは、こういうことが大事だよね」っていう感覚とか。あと、なんのためにやるのか、なんでやるのか、っていうことを大事にする。言われた通りに言われたものをつくるのではなくて、根本から考えて、良いと思えるものをつくるというスタンス。寺田さんと僕は、経験してきた分野もたどってきたキャリアも違うけど、この年齢になって交差しているというか、同じようなところにたどり着いてるような気がする。

Teruyuki Terada
寺田

そうだね、その感覚はあるかも。やってきたことは全然違うけど、なんていうんだろう、本質的にいいものを作りたいっていう気持ちとか、そこに向き合う姿勢とかが近いのかもしれないね。

音楽で言うと、僕とコザーんはぜんぜん違う楽器。だけど、心の波長みたいなものは共通していて、同じビートを刻んでいる。で、一人では出せないけど、違う楽器が合わさるからこそ出せる振動というか、ハーモニーみたいなものがあるのかな。スティーブ・ジョブズが言ってた「テクノロジーとリベラルアーツの交差点」に二人だと立てる、みたいな感覚はあるかもしれない。そこから心躍るもの、感動が生まれてくる、っていう。

エンジニアをリスペクトし、
本気で向き合う会社。

ここからはエンジニア向けに、エンの魅力について聞いていければと思います。こざわさん、エンジニア目線でいかがでしょうか。

Masayuki Kozawa
小澤

まだまだ組織が立ち上げフェーズなので、裁量権の大きさっていうのは魅力かなと思いますね。あとは「エンジニアを本気で集めてエンジニアリングができる会社にならないと会社が死ぬぞ」っていうぐらいの気概で、経営層も含めて会社全体が動いてくれている、っていうのもありがたいことだと思います。人事制度をエンジニア用に個別で作ったりとかね。

内製化するぞー!って言ってるけど、部署の外に出たら「え、エンジニアそんないっぱい集めてどうするん?」って言われる、みたいな会社もあると思うのよね。でも、エンはそういうことはなくて、本気で向き合ってくれている感じがあるかな。

Teruyuki Terada
寺田

本当に、会社の将来を大きく左右することだと思ってるから。僕は「やりたい&できること」は自分で誇りを持ってやる。「やりたい&できないこと」はできる人を心の底から尊敬する。っていうのを大事にしてて。コザーんをはじめエンジニアのみんなは、僕ができないけどやりたいことを実現する力を持っているから、心からリスペクトしてるし、その力を発揮してもらえる環境を作りたいと思ってる。

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自信を持って人に誇れる
「理想のアプリケーション」
を一緒に作ろう。
Teruyuki Terada
寺田

僕はエンジニアではないけど、ものづくりをする人間として「理想を追いかけられる環境」っていうのは、エンの良いところだと思う。ユーザーファーストとか、自分たちなりの正義っていうものを大事にする会社だから、自分が本当にいいと思うこと、正しいと思うことができるんだよね。

で、まだまだ立ち上げフェーズだからっていうのもあるけど、「自分たちのもの」を作ってる、という実感が得られる環境だと思っていて。やっぱり「自分の価値観と違うんだけどなー」とか「なんかこのユーザー誘導、邪悪だよなー」とか思うものって、胸を張って「自分たちのもの」って言いづらいじゃん。そうじゃなくて、自分たちが本当に良いと思うものを作る。正しいと思うことをやる。映画とかでいうと、エンドロールで流れてくるスタッフリストに、自分の名前があることが誇らしい!って思えるようなプロダクトにしたい。

もちろん関わる領域とか機能は人によって違うけど、アニメーションで言えば、背景とキャラクター書いてる人と、小物書いてる人がいて、でも一枚のセル画にしたら全部つながってる。全部トータルで、自分たちが理想だと思える「魔法のアプリケーション」に仕上がっていく、みたいな。そういう体験ができるのがうちの会社だと思うし、そういう体験を一緒にしていきたい。一人ひとりの理想、一人ひとりの「意志」を形にしながら、日本、ひいては海外でも戦えるような理想のプロダクトを作っていきたいなと思ってる。

Masayuki Kozawa
小澤

やりたいこと、欲望が無限にあるからね。僕も「頼まれてないことをやる」っていうのを大事にしてるけど、そうやって自分の意見とか理想を反映していくチャンスっていうのはたくさんあると思う。今のエンジニアメンバーも、すごく自律的・自発的に、非エンジニアともうまくコラボレートしながら開発を進めてくれているし。企画側が言うとおりに何かつくる、っていう関係じゃなくて、みんながひとつのプロダクトに向き合っている感じがある。自社サービスの開発をするにあたってすごく大事なことなので、いい流れだと思ってます。

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「PdMとエンジニアがケンカ」
なんて、エンでは起こらない。
非エンジニアの話が出ましたが、こざわさんから見てエンにはどんな人が多いですか?
Masayuki Kozawa
小澤

「そりが合う人」が多いっていうのはありますね、冗談も通じるし。ものづくりに対する考え方も合う人が多いかな。例えばエンゲージのPdMの岡田さんとか。彼は本当にプロダクトマネージャー・プロジェクトマネージャーとしてのスキルが高いので、全幅の信頼をおいてます。短期的な目標を追いかけるためだけのプロダクト開発をするんじゃなくて、きちんと中長期の目線を持っているから信頼できる。

Teruyuki Terada
寺田

エンジニアとPdMって喧嘩することも多いと思うんだけど、うちはそういう感じじゃないよね。エンジニアも、プロダクト側の数字とかKPIでコミュニケーションをとろうとしてくれてる人が多いし。企画と開発が同じ目線を持てていると思う。

もちろん企画側も岡田さんみたいなベテランばっかりじゃないから、スキル的にはまだ足りない部分のある人も多いけど、無知の知というか、知らないことを自覚しているのは救いかなって。「これ作ってよ」「嫌だよ」みたいなやりとりがないように配慮しあっているのは良いなと思う。

Masayuki Kozawa
小澤

そうね。ただ欲を言うと、もっとエンジニアリングを頼っていくスタイルのPdMが増えてもいいかなとは思う。もともと外部に開発を頼んでいたっていうのが大きいと思うけど、開発者とちょっと距離のあるポジションでの仕事の仕方をしている印象の人もいるから。運用じゃなく開発で解決していく、っていう発想はもっと強くなってもいいんじゃないかな。せっかくいいエンジニアが増えるわけだから。

Teruyuki Terada
寺田

それはそうかもね。ちょっとした改修とかも含めて、気軽に相談できる関係性がいい。

「こういう人じゃないと活躍できない」
というのはないと思う。
一度、コザーんに会ってみて。

最後に、「こんな人に仲間になってほしいな」というエンジニア像はありますか?

Masayuki Kozawa
小澤

意外と大事かなと思うのは、ある程度冗談が通じる人、ノッてきてくれる人ですかね。ギスギスしながら開発していくよりも、楽しんでやりたいなと思ってて。多少、しんどい状況になっても「しゃーない、頑張ってみよか」ってゲラゲラ笑いながら、とりあえず手をつけてみる、みたいな。今もそういう感覚のある人が多いかなって思う。もちろん、それができないからって評価下がるとかはないけどね。「楽観的に、悲観的なことを考えられる」みたいな人は合うんじゃないかな。

決してエンジニアにとって、悪い環境じゃないはずだと思っていて。色々と新しいことをやれて、腕が磨けるような場にするつもりだし、裁量が欲しい人にはいくらでも渡す。そういうのが合う人に来てもらえると嬉しいなと。

あと、地頭が良いっていうのもすごく大事なんだけど、「物事を成し遂げられる人」っていうのが大事かなと思っている。例えば、決まっていない部分があれば「じゃあこっちからやっていこうかー」「こういうところを先に決めたほうが良いかもね」みたいに柔軟に進めていける人。エンジニア的な理想主義に偏らずに、ときにはビジネス側の観点で優先すべきことを理解して、柔軟に対応できる人のほうがいい。とりあえずここのリリースは死守して、この部分はあとから調整すればいい、みたいな判断も必要だったりするし。ものごとを前に進めていく力がある人が入ってきてくれると、すごく助かるなと思います。

Teruyuki Terada
寺田

僕からすると、「こういう人しか活躍できない」っていうのはあんまりないかなと思ってる。すごく多様性のある組織というか、コザーんは多様な人を受け入れる力を持っている人だから、まず一回、コザーんとか、うちのエンジニアメンバーと話してもらいたいなって。

もちろん採用サイトとかでも色々と情報はオープンにしてるけど、やっぱり話してみないとわからないこともあると思ってて。そこは会ってみて、自分の心にフックするものがあるかどうか、あるいはネックになるようなものがないか、確かめてみてほしいと思ってます。

転職って大事な決断だから、入ったあとに「こんなはずじゃなかった」「上手く活躍できない」ってなるとお互い不幸じゃないですか。エン・ジャパンは「入社後の活躍」を大切にしてる会社だから、面談とか面接でもできるだけ情報をオープンにしてるし、活躍できるイメージがわくまできちんと話ができるようにしたいと思ってるので、ぜひ一度、気軽に面談してみてもらえると嬉しいです。待ってます!