事業内容個人投資家の皆様へ

エン・ジャパングループの主な事業

エン・ジャパングループは「人材採用・入社後活躍」の支援を目的として、インターネットを活用した求人求職情報提供サービス及び人材紹介業を中心とした主に4つのセグメントにおいて事業を展開しています。

国内求人サイトは、主力の「エン転職」の他、「ミドルの転職」、「AMBI」、「エン派遣」、「エンバイト」、「ウィメンズワーク」等があります。
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国内人材紹介では、国内のグローバル人材領域でトップクラスのシェアを持つ子会社、エンワールド・ジャパン株式会社の他、2013年7月にはエン・ジャパンの人材紹介サービス「エン エージェント」の本格展開を開始しました。
   

海外事業では、今後の市場拡大が見込まれるベトナム・インドにて、HR事業を展開しております。ベトナムではシェアNO.1を誇る求人サイト、インドでは今後の成長が見込めるIT派遣事業を行っております。

また、今後の注力領域であるHR-Techでは、「engage」への投資を強化し、新たなマーケットシェア拡大を目指しています。
求人サイト事業でのシェア拡大により安定的な利益を確保し、人材紹介事業の規模拡大、「engage」の拡大とマネタイズによる成長により、「入社後活躍」にこだわったHR事業での基盤をより強固なものとしていきます。

インターネット普及の兆しが見え始めた1995年、当社は他社に先駆けてインターネットでの求人情報サービスを開始しました。詳細な求人原稿や社内の様子がわかる動画の掲載など、インターネットサイトならではのサービスを提供してきました。

2000年以降、インターネット環境の整備とともに、求人メディアの紙からネットへの移行が進み、当社の業績も拡大しました。 しかしながら、2008年以降リーマンショックの影響を受けて、インターネット求人市場は急激に縮小し、当社の業績も大きな影響を受けました。その後、国内の景気回復に伴い、企業の人材採用需要は回復が続いておりますが、企業の採用需要は二極化や多様化が進んでおります。

このようなことから、当社は求人サイトと比較して市場規模が大きい人材紹介市場へ参入いたしました。求人サイトで保有する求職者データベースを人材紹介にも活かせることが大きな強みとなっており、年々売上高に占める割合も高まってきております。

エン・ジャパングループのビジネスモデル

求人サイトや人材紹介を通じて、求職者に無料で求人情報を提供し、就職・転職活動をサポートしています。

<求人情報サイト>
企業に対して求人広告を企画・提案します。当社の社員が求人企業を取材し、その情報をもとに当社のコピーライターが求人原稿を制作した後、求人サイトに求人原稿を掲載します。
課金形態は、求人広告を掲載した際に広告掲載料が発生する「掲載課金型求人広告」が中心です。一部、当社の求人広告を通じて入社が決まった際に課金する「成功報酬型求人広告」を提供しています。

<人材紹介>
求職者のこれまでのキャリアや転職意向を確認し、今後のキャリアプランに沿った求人を紹介します。企業に対しては採用ニーズにマッチしていると思われる人材を紹介します。紹介した人材の入社が決まった際に「成功報酬料」が発生します。

当社の顧客企業は、一般企業と人材関連企業に大別されます。一般企業は当社サイトを通じて直接求職者を募集しています。人材関連企業には、一般企業へ人材を仲介する人材紹介会社や人材派遣会社があり、当社サイトを通じて求職者と接する機会を持ちます。

エン・ジャパンの考え方

当社のビジネスの根幹には、「収益性」とともに「独自性」「主観正義性」という考え方があります。企業として収益を上げることはもちろん、収益を継続するためには他社にはない独自性と、社会で起きている事象の先にある、社会的問題の解決を目指す主観正義性が不可欠だと考えています。
求人メディアにとって転職者の増加はプラスです。しかし、安易に転職を繰り返すことは求職者のためになりません。当社は、真に求職者のためになる転職支援を追求しています。この姿勢を「転職は慎重に」というメッセージで表してきました。

「人材採用・入社後活躍のエン・ジャパン」と掲げ、当社の事業は採用成功がゴールではなく、入社後の活躍までを支援することをゴールと定め、教育・評価関連事業の強みを活かしたサービスの提供を行っております。